大無間山登山

年月2005年4月
期間日帰り
登った山小無間山 (2,150m)中無間山 (2,109m)
大無間山 (2,329m)
行程行き新横浜(新幹線)静岡(車)田代<泊>
登山・田代(2:00)P4(1:35)小無間山(0:55)中無間山(1:20)大無間山(1:10)中無間山(0:45)小無間山(1:40)P4(1:20)田代
帰り田代(車)静岡(新幹線)新横浜
タイム10時間45分<一部雪>(コースタイム13時間20分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 田代温泉
コメント 今年のゴールデンウィークは4年越しで狙っていた山にしました。南アルプスの悪沢・赤石・聖・上河内・茶臼・光岳の山域を南アルプス南部と呼ぶことがありますが、それよりも南にある山域は「南アルプス深南部」と呼ぶそうです。今回の山は大無間山(だいむげんさん)、深南部の雄です。
 この山は実はかなり前から狙っていたのです。まず山名のインパクト。更に2001年に会津駒に登った時にあった静岡の人に思い切り勧められました。「道も分かりにくくないですよ」と言われていつか行ってやろうという気になっていたのですが、何分場所が中途半端に深くてバスでは計3日以上ないとアプローチできないことと、往復13時間超という長丁場(途中には無人小屋のみ)という問題があって、実現には至ってなかったものです。今回はかみさんがまたレンタカーを借りて田代まで転がしてくれたので2日間で実現できました。
 前日に田代の民宿に泊まり、翌朝5時に登りはじめました。多少足に自信があったので、日帰りで挑んだわけですが、実は大きな落とし穴がありました。実は南アルプスでも一番南となればGWには雪はないだろうと勝手に思っていたのです。これが大間違いで小無間山から先は三分の二が雪道でした。気を抜くと膝まで埋まる状態の中、山頂までの往復には非常に困難を伴ったわけです。更に13時間とは言え、実質は多くのピークを越える縦走ですから、これはつまりは帰りにも多くの登りがあるということを意味しているのでした。P4〜P1の間の鋸歯尾根は10時間近く歩いた足には厳しすぎる登りでした。
 そんな訳で、11時間と弾いていた総登山時間(休憩込み)は結局12時間20分になり、流石に足にきました。暗くなる前に下山できたのはなによりでした。
 この日登っていた人は他に2組5人で、今日山頂までいったのは2人だけのようです。苦労もした分、達成感は大きいです。雪がなければ目印も比較的多く付けられていて、さほど迷わないで行けそうです。