戸隠連峰縦走

年月2004年10月
期間日帰り
登った山戸隠山  (1,904m)九頭竜山 (1,883m)
五地蔵岳 (1,998m)高妻山  (2,353m)
行程行き東京(新幹線)長野(バス)戸隠中社<泊>(車)奥社入口
登山・奥社入口(0:25)奥社(1:30)八方睨(0:05)戸隠山(0:35)九頭竜山(0:35)一不動(0:40)五地蔵岳(1:25)高妻山(1:00)五地蔵岳(0:30)一不動(1:05)戸隠キャンプ場
帰り戸隠キャンプ場(バス)長野(バス)新宿
タイム7時間50分(コースタイム10時間5分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 今年最後の登山は、夏からのびのびになっていた戸隠・高妻です。本来は1日目に飯縄、2日目に戸隠・高妻を計画していましたが、今年9つ目の上陸台風のため、初日は断念し戸隠泊、台風一過の翌日に絞ることにしました。
 しかし、実際にはそんなに甘いものではなかったです。戸隠の八方睨コースは、妙義並みの鎖場が連続し、朝は雨も残っていたので滑りやすい足場でかなりキモを冷やしました。更にはわずか30〜50cmの幅しかない切れ落ちたナイフリッジ、「蟻の塔渡り」「蟻の刃渡り」、鎖なし。一応、迂回路は用意されているものの、それが鎖の大下りとなっているため、今日の天候では寧ろ迂回路の方が危ないと見て、ナイフリッジを手を膝で這い渡りました。流石に雨の日に登る道ではなかったですね。
 最初に緊張感溢れる登りをこなしたせいか、その後は思ったほどペースが上がりませんでした。戸隠山・九頭竜山を経て一不動、そこからの高妻山へのピストンが結構きつかったですね。雨上がりで道は泥濘だらけで、靴はドロドロになりました。高妻山までは幾つもの小ピークを越えて行かなくてはならないのですが、それぞれに名前が付いていました。最初の「二釈迦」では気付きませんでしたが、次の「三文殊」を見て気付きました。「一不動」「二釈迦」「三文殊」「四普賢」、そして「五地蔵」。
 その後もピークは続き、「六弥勒」「七観音」「八薬師」「九勢至」、そして「十阿弥陀」。その先が高妻山の山頂です。流石にこれだけ登り下りをこなしているときついですね。
 何とか一不動まで戻って後は下山するだけだと思いましたが、これだけでは終わりませんでした。台風後の大雨で大洞沢の下山道が完全に水没してしまっていたのでした。踏み石になりそうな石も殆ど水没しており、これは靴を濡らさないどころか、如何に河に落ちて流されないかを考えて慎重に下山するしかありませんでした。いろんな意味でエキサイティングな登山でしたね。