年月 | 2004年9月 | |
期間 | 一泊二日 | |
登った山 | 薬師岳 (2,926m) | |
行程 | 行き | 上野(夜行列車)富山(列車)有峰口(バス)折立 |
登山 | ・折立(1:00)三角点(1:30)太郎平小屋(0:45)薬師平(0:50)薬師岳山荘<泊> ・薬師岳山荘(0:35)薬師岳(0:25)薬師岳山荘(0:50)太郎平小屋(1:05)三角点(0:45)折立 | |
帰り | 折立(タクシー)有峰口(列車)富山<泊>(飛行機)羽田(バス)日吉 | |
タイム | 7時間45分(コースタイム13時間40分) | |
同行者 | あり | |
宿泊 | 薬師岳山荘 | |
天候 | ||
温泉 | − | |
コメント | 7月に新潟豪雨のため、断念せざるを得なかった薬師岳にリベンジしてきました。結果としては大変な好天に恵まれ、一ヶ月延期して良かったかもしれません。 反面、ハイシーズンが終わったため、登山口である折立へのアクセスが悪くなっており、富山からの直通バスもなく、有峰口からのバスも一日二本だけ。必然的に登山口到着も遅くなり、登りはじめは9時になっていました。時間的にはタイトだったのですが、随分いいペースで登ったので結果的には余裕のある山行になりました。 薬師岳の登山道は植生保護のために、木枠や木道などで整備されている部分が多く、鎖場もないし殆ど迷うことがありませんが、意外と歩きづらいです。 太郎平小屋からは、黒部五郎から鷲羽・赤牛・水晶など裏銀座の山々がきれいに望めました。でも夕方にはガスって来たので、無理をせずこの日は薬師岳山荘で一泊し、翌朝頂上をピストンしました。薬師岳山荘は山頂近くに多い、小さな山小屋ですが、非常に清潔で過ごしやすい小屋でした。軽食等のメニューにフルーツポンチ、あんみつ、くずきり、ぜんざいと甘味系がやたら充実していたのが印象的でした。一方、太郎平小屋では生ビールが飲めるようです(涸沢ヒュッテや表銀座の燕山荘以外にも結構あるんですね) 頂上からの槍・穂高なども美しく望めました。ただ、実は頂上にあるという薬師如来は大峰山の釈迦ヶ岳にあるような巨大な立像を想像していたのですが、実際は祠の中に小さな像が祀られているだけだったので、少し拍子抜けしました。でも、これだけ好天だとまあ、満足ですね。 下山もいいペースで下ったので、10時40分には折立に着いてしまったのですが、帰りのバスは15時50分。2時間ほど後に高天原から下りて来た2人組にタクシーシェアを持ちかけられて、相乗りで有峰口に戻りました(折立には公衆電話がないし、携帯も通じないから、太郎平小屋で頼んで下山する以外タクシーを呼ぶことはできないはずなのですが、休憩小屋にあった有峰記念館との連絡電話を使って記念館の人にタクシーを呼んで貰うという裏技があるみたいですね)。 |