妙義山縦走

年月2004年5月
期間一泊二日
登った山相馬岳  (1,104m)丁須の頭 (1,057m)
行程行き渋谷(列車)池袋(列車)大宮(新幹線)高崎(列車)松井田
登山・松井田(0:45)妙義神社(0:10)第一見晴(0:30)鎖場(0:10)奥ノ院(0:35)大のぞき(0:20)天狗岳(0:10)タルワキ沢のコル(0:10)相馬岳(0:10)分岐(0:45)見晴(0:30)国民宿舎<泊>
・国民宿舎(1:40)丁須の頭(0:50)第二不動滝(0:40)登山口(0:10)横川駅
帰り横川(列車)高崎(列車)前橋(列車)高崎(列車)高麗川(列車)八王子(列車)菊名
タイム7時間35分(コースタイム10時間5分)
同行者一部あり
宿泊
天候
温泉
コメント 上毛三山(赤城、榛名、妙義)のうち唯一残っていた妙義山。三年越しで狙っていた山ですが、遂にこのGWにトライしてきました。今までトライしなかった理由は、勿論鎖場だらけの岩山であるため、経験に浅い間はやはり自信がなかったことですが、その後それなりに経験も積んだので、力試しも兼ねての山行でした。
 結論からいくと、何とかこなせました。今回のルートは確かに上級者向けですが、危険度の高い金洞山側でなく、白雲山側の縦走路を取ったので、そのせいもあるかもしれません。妙義神社から左回りのルートで奥の院を目指したのですが、途中にある鎖場がいきなり帰りたくなるような崖面の右斜下へのトラバースでした。
 本当にビビったのはもう一箇所、大のぞきの先にある30mの下り鎖です。上から見ると目がくらむような高さの壁面を真っ直ぐに鎖が落ちています。踏み石は殆どなく、流石に肝が冷えました。この下りは流石に腕力も使いました。登りの鎖は確かに注意が必要ですが、奥の院からの30mの直登もいつもは使わない筋肉を使って足が攣り気味になりながらも、比較的問題なくこなせました。
 相馬岳の山頂に辿りついたときは、流石にいつもよりも達成感がありましたね。山頂までは3〜4組と会いました。
 下山時には相馬岳ルートを下って、40mに渡り続く鎖を降りましたが、流石に麻痺してきたのか、サクサク降りました。むしろ下りはカラカラに乾いた砂地の箇所が多く、滑らないように最後まで気が抜けませんでした。

 その日は国民宿舎裏妙義に泊まり、翌日裏妙義の中央にある丁須の頭を目指しました。こちらも鎖場が幾つもありましたが、登山者も多めで、かなり登山道は整備されています。
 丁須の頭からの鍵沢ルートで数十mの下り鎖など幾つかの鎖場をこなすと、あとは比較的歩きやすい道でした。