袈裟丸山登山

年月2003年9月
期間日帰り
登った山後袈裟丸山(1,908m)前袈裟丸山(1,878m)
小丸山  (1,676m)
行程行き上野(新幹線)高崎<泊>(列車)桐生(列車)小中
登山・小中駅(0:40)追付橋(0:30)大滝(1:00)郡界尾根登山口(0:30)八重樺原(0:30)石祠(1:00)後袈裟丸山(0:30)前袈裟丸山(0:40)小丸山(0:30)賽の河原(0:40)寝釈迦(0:35)登山口(0:40)沢入
帰り沢入(列車)相老(列車)北千住
タイム7時間45分(コースタイム11時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 今年は回数をやや絞って百名山クラスへ遠出することが多かったので、久しぶりにそれ以外の山を目指してみました。袈裟丸山は皇海山の南にあり、前から行きたかった山でしたが、自宅発の日帰りではかなり厳しいので、今まで行けていなかったものです。今回は高崎前泊でトライしました。
 高崎駅へ着いたのは午前五時四十分でしたが、これで桐生でわたらせ渓谷鉄道に乗り継いだら、何と登山口である「沢入」の2つ手前止まりの列車でした。次の列車は一時間後、やむなく登山口を変更して、沢入の三駅前の「小中」から行ける「郡界尾根ルート」を取ることに決めました。
 袈裟丸山はどこから歩いても車道歩きがかなり長いです。天気は一日中雨、人気のない車道をテクテク歩いて1時間余りで到着したのが「大滝」。ここに何と落差96mの「小中大滝」というのがありました。折角なので寄り道していきましたが、滝に向かう「けさがけ橋」が見たことのない形と落差の階段釣り橋でちょっとたじろぎました。
 更に車道を歩くこと一時間で漸く登山口です。標準ペースなら4時間かかりそうです。ここは後袈裟丸山へ続く登山口だったのですが、登山口には「後袈裟丸山と前袈裟丸山の間の八反張は風化がひどく危険なので、通行を禁止します」の文字が。もともと袈裟丸山は沢入からの塔ノ沢コースにある寝釈迦が有名で私も楽しみにしていたのですが、これでは後袈裟から引き返すしかないことになります。とはいえ、ここまで来て引き返すわけにもいかないので、登りはじめました。
 それにしてもこの山は熊笹の多い山です。登山路が膝から腿の高さの笹で隠れているところが多く、歩きづらいです。道は比較的分かりやすいのですが・・。郡界尾根ルートは本当に尾根沿いの道が続き、比較的快適な山歩き。
 後袈裟丸山山頂に着いたのは13:00。このまま八反張を目指しました。物凄い下り斜面で慎重な足運びが要求されますが、実際の八反張はちょっと尾根が痩せているだけで、一箇所注意すればさほど危険ではなかったです。ここを越えたので、寝釈迦を目指して下れることになりました。
 賽の河原までは順調な下りでしたが、ここから先は沢沿いになり、渡渉が多い上に分かりにくくてちょっと閉口しました。寝釈迦を見た後さらに薄暗い沢沿いを下り、17:20に漸く沢入に辿りつきました。