九重連山登山

年月2002年3月
期間日帰り
登った山久住山  (1,787m)中岳   (1,791m)
大船山  (1,786m)
行程行き牧ノ戸峠(徒歩)牧ノ戸温泉<泊>
登山牧ノ戸温泉(0:20)長者原(1:00)諏蛾守越(0:30)久住分れ(0:20)久住山(0:25)中岳(0:55)法華院温泉(0:10)坊ガツル(1:00)段原(0:15)大船山(0:10)段原(0:30)坊ガツル(1:15)長者原
帰り長者原(タクシー)筋湯
タイム6時間30分(コースタイム9時間15分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 牧ノ戸温泉
コメント 九州遠征二日目は九重連山の縦走でした。前泊の牧ノ戸温泉から登山口まで徒歩20分、そのまま「すがもり越ルート」で久住山を目指します。九重連山で唯一の活火山であるという硫黄山は、この日も激しい噴煙を上げていましたが、登山道は一旦「硫黄山道路」と合流してすぐに東の方へ転じていました。それにしても、この山の登山道ほど頻繁にペンキの目印が付けられているのも珍しいと思います。久住分れまでの登りは岩場でやや苦しかったですが、その先は順調に詰めることができ、まず久住山頂を踏みました。天候は極めてよかったのですが、南の阿蘇は微かに望める程度。
 九重連山の最高峰は中岳で、これは九州本土の最高峰でもあるらしいですが、一旦久住山・中岳の分岐まで戻って地道に詰めました。やはり最高峰というと感慨はひとしおですが、ここからは阿蘇は望めず、大船山や平治岳はきれいに見えました。このあと、北に法華院温泉まで下ったのですが、この道がかなりな曲者でした。川沿いの右岸をへつるように道が延びているのですが、道はかなり悪く、一部崩落による迂回路がまた歩きにくい。下りなのに異常に時間がかかります。
 九州最高所にあるという法華院温泉に着いたのは10:40頃でしたが、残念ながら湯はまだ準備が出来ておらず、入ることは出来ませんでした。ここでひとしきり休憩をとってから、本日最後の目的である大船山に挑みました。
 大船山は坊ガツルからピストンしたのですが、ここまで道が悪いとは思っていなかったです。道も何箇所かで不明瞭な分岐をしていて、少し迷いました。何より前日の阿蘇中岳強行ピストンの疲れが残っていたせいもあります。稜線上の段原から頂上までが極めつけのきつさでしたが、それだけに山頂に辿りついたときには快哉を叫んだのでした。九重連山のほぼ東端に位置し、その標高の高さも手伝って九重連山のほぼ全貌が眺められ、景色は最高です。
 下山後は一旦法華院温泉まで戻ろうかとも思ったのですが、かなり足に疲れがきていたので、そのまま長者原まで直行。雨ヶ池を経由するこのルートは、「九州自然歩道」と銘打たれている道ではありますが、その割には歩きにくい。かなり疲れた山行でしたが、天候が良くて九重の山々を十分に満喫できたので、満足です。