御在所岳登山

年月2002年2月
期間日帰り
登った山御在所岳 (1,212m)
行程行き横浜(夜行列車)名古屋(列車)四日市(列車)湯の山温泉
登山・湯の山温泉(1:05)蒼滝(0:20)日向小屋(0:50)六合目(0:25)国見峠(0:25)朝陽台(0:20)御在所岳(1:05)武平峠分岐(0:30)湯の山温泉
帰り三交湯の山温泉(バス)湯の山温泉(列車)四日市(列車)名古屋(新幹線)新横浜(列車)菊名(列車)武蔵小杉
タイム5時間<雪>(コースタイム5時間40分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 湯の山温泉(寿亭)
コメント 仕事の関係で全然山登りに行けず、実に一ヶ月ぶりの山行になりました。ある程度の雪は覚悟しての南鈴鹿だったのですが、予想通りかなり大変な山行でした。本当ならば鎌ヶ岳まで足を伸ばしたかったのですが、結論からいうとそれどころではありませんでした。
 夜行の「ながら」を名古屋で下りて、近鉄に乗り換えたのですが、名古屋の手前から桑名までは雪でした。一方、それを過ぎると雪がなくなったのでやや安心していたのですが、近鉄湯の山温泉駅から歩き始めたときには随分雪が降っていました。迷いながらも裏登山道の入口までいくと「橋架け替えのため通行止め、迂回路を」と書かれています。この迂回に随分手間取りました。
 御在所岳の積雪は50cm。それでも裏道を登る人が7〜8人はいたのですが、藤内小屋までで全員追い抜いてしまいました。その先も雪の踏み跡があったので、順調に登っていったのですが、五合目を過ぎるとなくなりました。その足跡はロッククライミングの岩壁である「藤内壁」に向かっていたのです。で、そこから先は完全に踏み跡なしの道を目印を目当てに進むことになりました。これも雪が多いので、なかなかはかどりません。
 そのうち、若者が一人追いついてきたので六合目で先を譲り、八合目の国見峠までは彼のつけた足跡を辿っていきました。八合目で彼が休憩を取ったので、そこから先は私が先を行き、何とか朝陽台着。ここが山頂かと思ったら、実は違ったんですね。普段はあまりやりませんがスキーヤーで賑わうスキー場を横切り更に20分。いやー、なかなか苦戦しました。
 御在所岳はロープウェイとリフトだけで山頂に上がれる山なので、山頂は賑わっています。また、樹氷も美しかったですね。雪には随分降られたせいもあって、景色ははっきりしませんでしたが。残念ながらここから武平峠を越えて鎌ヶ岳に詰める道の分岐が見つからず、結局登りでかなり体力を費やしたこともあり、そのまま表道を下ることにしました。
 この表道ですが、誰も使っていないらしく、全く足跡がない。アイゼンを装着して道らしきところを探しながら下りました。まあ、何とかなったから良かったですけど。かなり急な下りが多くて、気が張りました。
 湯の山温泉は、立派な宿がある割にはどことなく寂れた感じでした。露天風呂のある宿は多くはないのですが、日帰り入浴できたのは幸いでした。