愛宕山登山

年月2002年1月
期間日帰り
登った山愛宕山  (924m)地蔵山  (948m)
行程行き祗園(徒歩)三条京阪(バス)清滝
登山・清滝(1:20)愛宕神社(0:15)地蔵山分岐(0:30)地蔵山(0:45)越畑
帰り越畑口(バス)八木(列車)京都(新幹線)新横浜(列車)菊名(列車)武蔵小杉
タイム2時間50分<雪>(コースタイム4時間50分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 私は学生時代東山に住んでいたので、西山には殆ど出かけたことがなかったのです。愛宕山は名前くらいは誰でも知っていますが、低いとはいえケーブルも車道もない山なので実際に行くのは本当に地元の人位ではないでしょうか。ただ、この愛宕山の山頂にある愛宕神社は1300年の歴史があるそうです。
 三条京阪から始発バスで清滝まで行くと、同じバスで来たのは高齢の登山グループ3名のみ。まもなくパトカーが来て、「登山ですか、気をつけてくださいね」というような挨拶をしていきました。愛宕山近辺は雪が少ないと聞いていたのですが、意外と積もっていました。念のため表参道を行くことにしたのですが、一人年輩ながら非常に健脚な人がいて、負けじとペースを維持して登っていたら流石にきつかったです。この山の登山道は本当に七面山のような参道でした。
 山頂の神社に参るとよこの巻き道(一応車道)を進んで地蔵山を目指したのでした。やはりかなりの雪で、車道と分かれてから先は踏み跡が全くない領域です。それでも何とか道は残っているようなので、先に進みました。雪は踏んでもくるぶしまで沈むことはなく、途中かなりの部分で笹を足で掻き分けて進みましたが、何とか地蔵山までたどり着きました。
 ただ、ここから先もおなじように道が分かるという保証がないので、一服しながら考えていたら、何と反対側から40代くらいの女性が走ってきました。そのまま愛宕山まで行くのだそうです。この結果、この女性の足跡が残っていることが確実になったので、先に進むことにしました。目標は芦見峠、その先の三頭山(みつづこやま)です。確かにこの先の道は雪に埋もれてかなり分かりにくくなっていました。それでも足跡が残っているので、ずんずん進んでいくとそのうち「え?これを下るの?」というようなかなりの急な下りが連続するようになりました。まあ、登ってきた人がいるのだから、と木に捕まりながらなんとか下りました。
 そうして下ること30分、見えてきたのはなんと越畑の町だったのです。おかしい、と思って地図を見ると黒の破線で越畑への道(多分地元スペシャル道)が記載されていました。途中で磁石で確認したときは、ちょうど同じ方角へあるいていたので、気付かなかったようです。最後はいずれにしても越畑に下りる予定ではあったのですが、こうしてルートは少し短くなってしまったのでした。
 帰りのバスは1時間待ち。嵯峨野線にも初めて乗ったのでした。