槍ヶ岳・穂高岳縦走

年月2022年8月
期間二泊三日
登った山槍ヶ岳 (3,180m)大喰岳 (3,101m)
中岳  (3,084m)南岳  (3,033m)
北穂高岳(3,106m)涸沢岳 (3,103m)
奥穂高岳(3,190m)
行程行き竹橋(夜行バス)平湯温泉(バス)上高地
登山・上高地(0:35)明神(0:35)徳沢(1:00)横尾(1:00)槍沢ロッヂ(0:50)大曲(1:40)播隆窟(1:00)槍ヶ岳山荘(槍ヶ岳往復1:15)<泊>
・槍ヶ岳山荘(0:20)大喰岳(0:20)中岳(0:40)南岳(0:55)長谷川ピーク(1:00)北穂高岳(1:30)涸沢岳(0:15)穂高岳山荘<泊>
・穂高岳山荘(奥穂高岳往復0:50)(1:15)荷継小屋跡(0:40)重太郎橋(0:35)白出沢出合(1:10)新穂高温泉
帰り新穂高温泉(バス)松本(列車)新宿
タイム17時間25分(コースタイム24時間5分)
同行者なし
宿泊 槍ヶ岳山荘/穂高岳山荘
天候
温泉 奥飛騨の湯
コメント 長らく南アルプス偏重で登山を続けていたこともあり、槍穂高の稜線は長らく手付かずになっていましたが、ようやく行く気になり、大キレットに登ってきました。実は昨年お盆にも手配はしたのですが、あまりにヒドイ天気予報のためキャンセルして北海道に転進した経緯があります。
 毎日あるぺん号で上高地へ、という予定でしたが、お盆の週末はツアーバスは平湯温泉まで。平湯温泉で乗り換えて上高地へ。上高地からは横尾経由で槍ヶ岳山荘まで上がりましたが、槍沢ロッヂはコロナで休業、天狗原分岐を過ぎた後、へリコプターが通過したあたりをホバリングしていたので、何かあったのかもしれません。播隆窟で昼食休憩を取って、槍ヶ岳山荘到着は13:20頃。穂先までピストンした後、15時頃小屋に入りました。穂先は残念ながらガスで眺望なし、まあタイミングなので仕方ないですね。小屋のプリン・コーヒーセットが美味しかったです。ちなみに食堂は個人客は1テーブル2名で斜に座る方式でした。
 翌日は5:30の朝食後、6時前に出発。大喰岳・中岳・南岳と槍ヶ岳をバックに素晴らしい稜線歩きを楽しみました。大キレットに入ってから徐々にガスって来ましたが、A沢のコルまでは何とか笠ヶ岳を望んで進める状態。確かに高度感のある箇所も多いですが、目印や鎖はしっかりしており、実際浮石も多くはないので、安定して進めました。南岳小屋から1時間半で北穂の小屋に到着。ここでコーヒー休憩。
 北穂から奥穂はもう完全にガスガス、奥壁バンドなどを慎重に越えましたが、涸沢岳までくると雨で視界もほぼない状態。結構苦労しながら穂高岳山荘まで下りました。この日は11:30には到着したので、奥穂ピストンも考えたのですが天気悪すぎたので、午後は小屋でずっとのんびりしてました。
 最終日は奥穂岳ピストンしてから白出沢から新穂高温泉に下山。天気はずっと雨。白出沢は最近復旧したということでしたが、20年前と同じくペンキ便りでもとてもわかりづらく、なかなか苦労しました。荷継小屋から先は以前とルートが変わっており、鎖場や細いトラバースを慎重に通過、なかなかキツイ道でした。下山後は奥飛騨の湯で汗を流し、松本行の特急バスとあずさで帰りました。