尾鷲トレイル

年月2022年3月
期間日帰り
登った山天狗倉山(522m)便石山 (599m)
高峰山 (1,045m)八鬼山 (647m)
行程行き新横浜(新幹線)名古屋(列車)松阪(列車)多気(列車)尾鷲<泊>
登山・ホテル(1:00)スタート(2:00)オチョボ岩(0:30)天狗倉山(1:20)便石山(1:15)海路山(2:30)砥石谷山(2:15)高峰山(1:10)矢ノ川峠(3:30)八鬼山(3:00)久富稲荷神社(1:15)ホテル
帰り尾鷲(列車)名古屋(新幹線)新横浜
タイム19時間35分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 一等三角点百名山も残り4座でそのうちの1つが尾鷲の高峰山だったのですが、この山は非常にアクセスがよくないので崩壊林道の入口まで行くのにタクシーかレンタカー、という感じ。色々調べてみると尾鷲トレイルというのがあり37.7kmを分割せずに走破すると一撃と呼ぶらしいです。キツそうだけどなかなか魅力的だし、目的は果たせるしなので、尾鷲トレイルの一撃を目指すことにしました。
 本当は昨年11月を予定していたのですが、黒沢山からの下山で脛を負傷した翌週だったのでアウト、春先のリベンジとなった次第。尾鷲のビジネスホテルを2連泊で予約し、前日夜に尾鷲入りして午前3時に出発。トレラン勢以外は15時間くらい掛かってるので一応シェルターとシュラフ・マットを持参することにしました。

 ホテルからスタート地点まで1時間。暗いと道の分岐も分かりにくい。水平道に入ると当然道は緩やかですが歩きやすくはないですね。水平道の途中、岬の先頭あたりで登り口がありました。基本リボンがあって迷いませんが2箇所ほど別方向のリボンに迷わされた箇所がありました。白いリボンは注意です。日の出はオチョボ岩で、ここから便石山までは明るくなってきたこともあり順調でした。全行程で個別に登られているようなのが天狗倉山、便石山、高峰山の3座のみ、そのうち便石山は特に登山者が多く、10名くらいいました。一撃は会った限りではトレラン2名、その他1名って感じで、いずれも11km地点までで先に行ってしまったので、後は高峰山の山頂で2人会っただけでした。
 しかしこのコース、アップダウンが多くて言うほど道もよくないのでそんなに走れる感じでもないですね。実際便石山下ってから先はもう小走りする余裕もない感じでしたが。。リボンについては全行程あるのですが、必ず次が見えているわけではないですし、高峰山の手前はかなり少なかったです。逆に八鬼山から先は日没下山の人が多くなるためか、反射テープが多く使われており、とても助かりました。夜の下りは丸太階段が整備されていると方向を見誤らずに済みますね。
 下山は予定より遥かに遅い22:40。八鬼山の下の荒神堂でビバークも考えたのですが、ライトの電池を交換したら下山に支障がない明るさになったのと、22:59の終列車に間に合うかも知れないという期待もあり下山を強行しました。予想より足がヘタってなかったのも我ながら意外でした。実際は終列車には間に合わず、ホテルまで1時間半歩いて帰りました。
 トレイル自体の所要時間は休憩込で18時間半。日帰りロングで無茶する機会もこれが最後かも知れないですが、走破できて満足でした。