年月 | 2001年8月 | |
期間 | 二泊三日 | |
登った山 | 爺ヶ岳 (2,670m)布引山 (2,683m) 鹿島槍ヶ岳(2,889m)五龍岳 (2,814m) 唐松岳 (2,697m) | |
行程 | 行き | 新宿(夜行列車)信濃大町(バス)扇沢 |
登山 | ・扇沢(2:00)種池山荘(0:35)爺ヶ岳中峰(0:35)冷池山荘(泊) ・冷池山荘(0:40)布引山(0:30)鹿島槍ヶ岳南峰(1:00)口ノ沢のコル(1:50)五龍岳(0:25)五龍山荘(1:40)唐松山荘(0:10)唐松岳(0:05)唐松山荘(泊) ・唐松山荘(0:25)扇の雪渓(0:20)八方池(0:25)八方池山荘 | |
帰り | 八方池山荘(リフト)黒菱平(リフト)兎平(リフト)八方(車)松本(列車)新宿(列車)渋谷(列車)武蔵小杉 | |
タイム | 10時間40分(コースタイム19時間35分) | |
同行者 | あり | |
宿泊 | 冷池山荘,唐松山荘 | |
天候 | ||
温泉 | 白馬塩の道温泉(極楽の湯) | |
コメント | 久しぶりに友人との二人旅となりました。今回鹿島槍・五龍を選んだ理由の一つとして、両者の間にある八峰キレットを渡りたいというのがあったのですが、予定通り走破してきました。 扇沢からの登り始めから雲行きは怪しかったのですが、尾根までのトラバース道では針ノ木・蓮華の両山と針ノ木雪渓を見ることができました。ただ、尾根に出てからは水分を含んだ濃いガスのせいで視界が限られ、その上身を切るような寒風に吹き晒され、かなりのヘビーさでした。冷池山荘には10時過ぎに到着したのですが、早々に宿泊を決めたところ、11時過ぎから暴風雨になりました。この日は雷も鳴り、先に進んで鹿島槍を目指したパーティも多くは雷を聞いて逃げ帰ってきたようです。雷は栂池のリフトに落ちたと聞きました。 翌日は打って変わって、稀に見る好天に恵まれました。鹿島槍・キレット・五龍岳とずっと左に立山・劒岳を眺めながらの楽しい山旅になりました。振り返れば槍から薬師までの雄峰が全てきれいに見えます。 キレットは予想していたよりはヘビーではなかったです。期待が大きすぎたのかもしれません。却って期待していなかった分だけ、唐松岳手前のやせ尾根の方が歩きでがありましたね。昼を過ぎると、黒部峡谷にも霧が立ち込めてきて、唐松小屋に着いたころには視界がなくなっていたのですが、夕食後に唐松岳に登ってみると、再び美しい景色が眺められ、最高でした。 翌日はゆっくりと八方尾根を下り、八方池では白馬三山の美しい姿を満喫しました。本当に近年まれに見る恵まれた山行だったと思います。 |