中央アルプス縦走

年月2021年9月
期間二泊三日
登った山空木岳  (2,864m)東川岳  (2,671m)
熊沢岳  (2,778m)桧尾岳  (2,728m)
濁沢大峰 (2,724m)宝剣岳  (2,931m)
中岳   (2,925m)木曽駒ヶ岳(2,956m)
行程行き竹橋(夜行バス)菅の台
登山・菅の台(1:00)登山口(1:10)池山小屋(0:40)マセナギ(2:10)空木平分岐(0:30)空木平避難小屋(0:45)空木岳(0:25)空木平避難小屋<泊>
・空木平避難小屋(0:50)空木岳(1:00)木曽殿山荘(0:20)東川岳(1:10)熊沢岳(1:15)檜尾岳(1:30)濁沢大峰(1:00)島田娘(0:15)極楽平(0:20)千畳敷駅(0:45)宝剣山荘(0:15)宝剣岳(0:10)宝剣山荘<泊>
・宝剣山荘(0:10)中岳(0:15)木曾駒ヶ岳(0:15)中岳(0:10)宝剣山荘(0:25)千畳敷駅
帰り千畳敷(RW)しらび平(バス)菅の台(バス)駒ヶ根IC(バス)新宿
タイム16時間45分(コースタイム17時間50分)
同行者あり
宿泊 空木平避難小屋/宝剣山荘
天候
温泉 早太郎温泉こまくさの湯
コメント 中央アルプス縦走は本当に久しぶりで、去年南部(安平路山〜奥念丈岳〜越百山)は歩きましたが、空木岳や木曽駒は20年以上ぶりになります。年1回の企画登山が急に決まったこともあり、土曜日の小屋はどこも満室、やむなく土曜日は空木平避難小屋に早めに行って場所取りする戦略で北上ベースの縦走プランを立てました。

 毎日あるぺん号は午前4時に菅の台まで運んでくれるのは便利ですが、談合坂と諏訪湖に止まり、伊那大島も経由するので1時間おきに起こされる感覚で本当に寝られないです。今回仕事の関係でPCを持参したこともあり、コインロッカーに荷物を入れるのでいろいろ苦労して、実際の出発は6時になりました。
 池山尾根はまず登山口まで林道をショートカットしつつ1時間ほど歩き、登山口からも基本なだらかな登りが続きます。前回登った26年前は旧池山小屋で既に壊れかけた状態だったのですが、新池山小屋はとてもきれいでした。この先も緩やかな登りが多く、マセナギの先からようやく鎖場などが登場します。しかしマセナギの標識は随分手前にありますね。
 迷い尾根を越えて空木平避難小屋へ。12時頃着きましたがこの時点で2組。小屋は柱を基準に2名入れる区画が6つという感じだったので、手前の区画を陣取りました。で実際雨が降り出してガスってきたので、夜行バスの睡眠不足も補う感じでそのまま3時間寝ました。15時に起き出して空木岳のみピストンしてきたのですが、沢沿いの石がゴロゴロする歩きづらい道でリボンはなくケルンが目印という感じだったので結構タフでした。記憶は曖昧ですが避難小屋やこういう道に記憶がないので前回は多分駒石経由のルートで登ったんだと思います。その割に駒石の記憶はないのですが。。(笑)山頂は真っ白でした。
 なお昼に場所取りする戦略は成功で夕方に空木岳から戻ってきたら小屋はほぼ満員になっていました。

 翌日は4時起きで準備して5時に出ましたがほぼ最後発、まだ薄暗い中昨日と同じように沢沿いを登って空木岳へ。今日も真っ白です。この後北へ縦走したのですが、ガスが晴れたのは熊沢岳以降でそれまではガスガスの中を進んでいました。同行者が右膝を傷めたというのでエスケープも考えたのですが、膝サポーターを貸したら結構よかったらしく、かなり我慢はしていたようですが、宝剣山荘まで歩き切ったのでたいしたものだと思いました。その分ペースは落ちましたが最終的に14:40頃には小屋に着いており、直前で巻いた宝剣岳には夕方に行きました。熊沢岳の先で北側の展望が開けるのですが、そこから島田娘あたりまで、三ノ沢岳の雄姿が常に視界にはいるので、これは確かに登りたくなるなぁ、と納得しました。宝剣山荘で1時間休憩してから宝剣岳へピストン。御嶽がきれいに見えます。

 翌朝木曽駒をピストンしてから千畳敷へ下山。2日目以降は晴れというか高曇りの天気でしたが、中央アルプスの稜線はもちろん、南アルプスも御嶽も良く見えていい山歩きができたなと思います。