札幌岳登山

年月2021年8月
期間日帰り
登った山札幌岳(1,293m)
行程行き積丹半島展望駐車場(車)冷水登山口
登山・冷水登山口(1:00)冷水小屋(1:00)札幌岳(0:30)冷水小屋(0:45)冷水登山口
帰り冷水登山口(車)新千歳空港(飛行機)羽田空港
タイム3時間15分(コースタイム5時間50分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 豊平峡温泉
コメント 8月に行先をはっきり決めずに北海道へくる機会はまずないので、最終日はまず積丹の生ウニ丼を食べることを決めていました。それも数量限定の赤ウニ丼を。そのために名寄から4時間かけて積丹まで移動し、展望駐車場で車中泊。4時15分に起きて4時半に行ってみると既に先客1台。恐るべしです。5時半には店主さんが出てきて呼びに来てくれましたので、リストに名前を書くことができました。開店の9時まで寝たりして車内で待ち、何とかありつきました。しかも今日はムラサキウニと赤ウニ両方載せたスペシャルうに丼があると!10食限定なので躊躇なく頼みます。もう一生でこれ以上のウニ丼を食べる機会はないでしょうね。
 満足したのですが最寄りの積丹岳は登頂済なので、空港への動線上で行けそうな山を探します。札幌神威岳や恵庭岳も考えたのですが、ちょっと長い。そこで気づいたのが今回手稲山・ウェンシリ岳・ピヤシリ山と一等三角点づいているので、一等三角点峰は残っていないか調べました。札幌市周辺に北海道百名山の一等三角点峰は余市岳・手稲山・札幌岳の3座のみでした。札幌岳は標準5時間だし行ける、ということで札幌岳に決めました。

 登山口へは定山渓温泉を通りますがここが混んでます。12時半の登山口もほぼ一杯ですが、辛うじて停めて出発。ちなみに私が最後発でした。登山口からは沢沿いの道をたどっていきますが、歩きやすいしなにより涼しいです。一旦林道を横切ったあとは高巻きしながら奥へ進み、冷水小屋へ。この小屋の前の沢は水量が豊富で、パイプから勢いよく水が出ていました。道はここから急登になり、ひとしきり登ると今後は長いトラバース道。最後に笹原に出たなと思ったら、その中の道を突っ切っていきます。道が笹に埋もれているところもありましたね。それなりにバリエーションに富んだ道だったと思います。山頂は2か所開けた部分がありますが、ついたころはかなり雲が多くなっていて眺望はほとんどなかったんです。それでも満足のいく登山だったなと思います。
 下山はサクサクと下りて、近くの豊平峡温泉で汗を流して新千歳空港に戻りました。この温泉は内湯も露天も広く、素朴なつくりで近くに定山渓温泉があることもあって、結構人気のようです。一階の食堂からインド人のつくる本格カレーの匂いが常に流れてきて、抗しきれず結局食べてしまいました。全体としてはなかなか充実した遠征だったかなと思います。