伏美岳・ピパイロ岳・1967峰縦走

年月2021年7月
期間二泊三日
登った山伏美岳  (1,792m)ピパイロ岳(1,917m)
1967峰  (1,967m)
行程行き羽田(飛行機)新千歳(車)渓流橋ゲート
登山・渓流橋ゲート(1:30)伏美小屋<泊>
・伏美小屋(2:30)伏美岳(1:25)1542mコル(2:00)ピパイロ岳(2:00)1967峰(1:50)ピパイロ岳(1:15)1542mコル<泊>
・1542mコル(1:30)伏美岳(1:40)伏美小屋(1:30)渓流橋ゲート
帰り渓流橋ゲート(車)新千歳(飛行機)羽田
タイム17時間10分(コースタイム20時間50分)
同行者なし
宿泊 伏美小屋・テント泊
天候
温泉 新嵐山荘
コメント 今年の北海道遠征1回目は、伏美岳〜ピパイロ岳〜1967峰の縦走にしました。北海道百名山では標高が山名になっている山が2つあるのですが、1839峰ともうひとつが1967峰です。この山もアプローチが長くて、ピパイロ岳からも北戸蔦別岳からもハイマツ漕ぎは必須。伏美岳もピパイロ岳も未踏のため、東からアプローチすることにしました。

 早朝の飛行機で新千歳、レンタカー借りて道東道で帯広方面へ、というところまでは例年同様ですが、今回はなんと火災により道東道が一時通行止め。夕張IC手前から渋滞に巻き込まれ、にっちもさっちもいかない状態。1時間半くらいで解除にはなったものの徐行区間が多く、結局芽室で下りたのは14時頃、セコマで弁当かっ喰らって伏美岳登山口の渓流ゲートを出発したのはもう15時でした。ゲートから小屋まで崩れた林道を歩くこと1時間半、多分2時間半で伏美岳山頂には行けそうでしたが、小屋の先客1名だけで、その方のすすめもあって小屋泊することに。目の前に沢もあって水も取れるし、いい小屋です。同宿の方は札幌の方で明日ピパイロ岳往復だそう。
 3時半に起きて準備、4時15分に出発。私は全部背負って行きますが、札幌の方はザックなどデポして軽装で行くとの事。ペースは当然向こうが速いと思いきや、ピパイロ岳まで私が10〜15分先行。伏美岳までは踏み跡明瞭、最初1時間急登でその後30分のゆるい登り、そして最後が急登り。伏美岳からの下りが北面の大周りでちょっと躊躇しますが踏み跡を信じて進むと稜線に復帰します。ピパイロ岳までも半分くらい笹薮濃く苦労しますが、足元の踏み跡はあるので何とか進めます。伏美岳まで2時間半、ピパイロ岳まで3時間。ピパイロ岳の手前30分からハイマツ。
 私は山頂でシェルターやシュラフをデポして1967峰へ進みますが、1839峰と同じで踏み跡はあるとは言え、掻き分けないと見えず通れずで、かなり体力は消耗しました。すでに6時間歩いているので体力的にもギリギリで、2時間掛けて山頂着。ちょっとガスりかけた状態でしたが、山頂でパスタを食べて引き返し。ピパイロ岳に戻ったら荷物をまとめ、伏美岳との中間にあるコルでテン泊することにしました。
 翌朝は4時半から戻り始め、伏美岳を経由して小屋まで3時間余りで下山、更に1時間半歩いてゲートまで帰着しましたが、かあんり足には来ました。まあそれでも予定通り登頂できてよかったです。新嵐山荘の日帰り入浴が10:30からだったので、芽室のコンビニで時間を潰してから行きました。あとは早めに新千歳に戻ってのんびりしました。