八ヶ岳南部縦走

年月2021年7月
期間一泊二日
登った山編笠山(2,524m)権現岳(2,715m)
赤岳 (2,899m)
行程行き竹橋(夜行バス)観音平
登山・観音平(1:00)雲海(0:30)押手川(1:15)編笠山(0:15)青年小屋(0:50)西ギボシ(0:15)東ギボシ(0:05)権現岳(0:45)ツルネ(0:15)キレット小屋(1:30)赤岳(0:20)赤岳天望荘<泊>
・赤岳天望荘(0:05)地蔵の頭(0:25)行者小屋(1:10)美濃戸山荘(0:30)美濃戸口
帰り美濃戸口(バス)茅野(列車)甲府(列車)八王子(列車)新横浜
タイム9時間10分(コースタイム13時間)
同行者なし
宿泊 赤岳天望荘
天候
温泉 J&N
コメント この週末は本格的な梅雨予報で、天気は全く期待できずでしたが、かなり前に八ヶ岳縦走の予約(毎日あるぺん号宿泊付片道)を入れていたので、予定通り行くことにしました。木曜日から相当な大雨が続いていて、金曜夜もまだ降っており、竹橋に行ってみるとほんの数名しか待っていない状態。。それでも23時発の時点で6人ほど乗っており、八王子でも何名から乗った様子。黒戸尾根登山口3:15で数名下り、4:00に観音平着。下りたのは私一人でしたね。

 バスを下りたら大雨で雨やどりする場所もなし。木陰で何とかレインコートを着込んでザックカバーを掛けました。駐車場は広いですが見たところ1台しか止まっていない。。仮設トイレがあって助かります。かなり暗い中をGPSとコンパスで確認しつつ登山口を探し、上の駐車場から東の踏み跡を辿って登山道に合流しました。今回は全行程踏み跡や目印があるはずなので安心していましたが、編笠山までは意外とわかりにくい箇所があって、先のリボン探したりしました。正規ルートがあるならたどった方が確実ですからね。押手川をすぎたあたりで雨が止み、尾根に出ると雲の中に甲斐駒の勇姿が。そのまま編笠山山頂に着くと晴れ渡った天気に阿弥陀岳〜赤岳、ギボシに権現岳と素晴らしい眺望。振り返ると南アルプスから中央アルプス、御嶽などが雲の中にハッキリ見えます。登る前の雨予報を覚悟していたので、これでもう十分元が取れた気分。
 編笠山からはギボシ・権現岳を経由して、キレットを渡り、赤岳へ縦走しました。このルートは編笠山を出てすぐと、キレット小屋を越えた登り返しのところで2組のグループとすれ違い、その後でソロ1名とすれ違っただけでしたね。権現岳よりもギボシの方が立派に見えたし、権現岳を目指して登るとある意味ニセピークに見えてしまってペースが落ちます。後で調べるとギボシには西ギボシ・東ギボシがあるらしく納得。権現岳を経由して、ここから超ロングハシゴを下り、尾根を巻き気味に辿って進みますが、キレットはあまりキレット感がないまま通過。赤岳の登り返しはなかなかキツかったですし、ペンキ岩を目印に延々登って行くあたりが北アルプスっぽくてよかったです。
 赤岳山頂はさすがに美濃戸口からの登山者が多く、入れ替わり立ち代り山頂に来てました。私は少し休憩したあとで赤岳天望荘までおりましたが、この下りはなかなかの歩きづらさでしたね。気づいてはいましたがシリオのオレンジは打ち直した靴底もそろそろ減ってきていて限界みたいです。赤岳天望荘は宿泊者は10名ほどと少なく、どうやら地蔵祭前夜祭とのことでワインのふるまい酒やくじびきなどがありました(ミレーの手ぬぐい貰いました)。部屋は感染対策済の個室で、もともと宿泊客が少ないので、談話室にはこたつもあるのに無人。充電もでき、コーヒーは飲み放題で結果的に大変快適に過ごせました。

 翌日は稜線の天気はとても悪く、御小屋尾根を下る予定でしたが、地蔵尾根からの下山に変更しました。補助鎖多めの岩場の下りで、慎重ながらサクサク30分で下って行者小屋。その後南沢を下って下山。今年は7月上旬はダイヤ切替時期でバスが1日2本しかなく(10:20/14:45)、8時に下山したので9時まで待って目の前のJ&Nの日帰り入浴を利用し、1本目のバスで帰りました。