木曽駒ヶ岳登山

年月2001年6月
期間日帰り
登った山木曽駒ヶ岳(2,956m)中岳   (2,925m)
宝剣岳  (2,931m)
行程行き新宿(夜行列車)辰野(列車)伊那市(タクシー)桂小場
登山・桂小場(0:45)野田場(0:15)馬返し(0:20)大樽小屋(1:00)胸突ノ頭(0:40)西駒山荘(0:25)八合目(0:50)木曽駒ヶ岳(0:10)中岳(0:10)宝剣山荘(0:10)宝剣岳(0;10)宝剣山荘(0:10)中岳(0:15)木曽駒ヶ岳(0:10)玉ノ窪小屋(0:30)遠見場(0:45)金懸小屋(0:45)敬神ノ滝山荘(0:15)アルプス山荘(0:55)上松駅
帰り上松(列車)名古屋(新幹線)新横浜(列車)菊名(列車)武蔵小杉
タイム8時間40分<一部雪>(コースタイム13時間45分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 今年初めてのアルプス登山でした。翻って考えてみると、中央アルプスへ行くのは実に5年半ぶりでした。本格的な登山をはじめてまだ3回目のときに中央アルプス縦走をやったのですが、このときは一日で越百山まで到達することを目標にしていたため、ロープウェイで上がって縦走を宝剣岳の南の極楽平から開始したのでした。この結果、木曽駒・宝剣は未踏の山になっていましたが、今回下から登ることができたのは当時登らなかったことが幸いしたとも言えます。
 今回の登山にはもう一つ目標がありました。それは「ウォルター・ウェストンに挑戦する」というものです。近代アルプス登山の父とも言われる彼は、登山道も整備されていない当時に上松から一日で伊那まで行ったそうです。私の場合は整備された登山道もあり、方向も逆ですが、それならなおさら一日で登山することができるはずだと思った訳です。本当の理由は日曜日に用があっただけですが・・・。
 急行アルプスから飯田線に乗り継いで伊那に到着したときはまだ小雨が降っており、結局六合目あたりまでパラパラきていたようでしたが、後は天気が良くなりました。天気が良くてもガスが多く、殆ど景色は楽しめませんでしたが。稜線には雪もなく、木曽駒〜中岳〜宝剣のピストンは快適でした。
 しかし、登山時には胸突八丁から八合目まで雪渓のトラバースが何箇所もあり、ちょっと冷や汗を掻きました。しかも、木曽側には雪がなさそうだと思って、下山時にも木曽前岳の巻き道を使ったのですが、これが失敗で、さらにやばそうな雪渓をトラバースするハメになりました。一方、宝剣岳は良かったです。ああいう岩登りは私は大好きですし、ちょうど狭い頂上に達したときに伊那側のガスが晴れて、千畳敷が一望できたのも良かったです。
 伊那桂小場からの登山客は他には見かけませんでしたが、上松では登り下りとも数組いました。最も多いのはやはりロープウェイ利用のようですね。