袈裟丸山・皇海山縦走

年月2021年6月
期間一泊二日
登った山後袈裟丸山(1,908m)奥袈裟丸山(1,958m)
鋸山   (1,998m)皇海山  (2,144m)
日向山  (1,695m)三俣山  (1,980m)
宿堂坊山 (1,968m)
行程行き東京(新幹線)小山(列車)桐生<泊>(列車)小中
登山・小中駅(2:30)郡界尾根登山口(2:30)後袈裟丸山(0:30)中袈裟丸山(1:00)奥袈裟丸山(0:20)袈裟丸最高点(0:45)法師岳(1:00)六林班峠(1:10)鋸山(0:30)不動沢のコル<泊>
・不動沢のコル(0:40)皇海山(1:10)国境平(2:45)三俣山(2:30)宿堂坊山(1:30)柳沢川(0:20)吊橋(0:10)西ノ湖入口バス停
帰り西ノ湖入口(バス)赤岩(バス)湯元温泉(バス)JR日光駅(列車)宇都宮(新幹線)東京
タイム19時間30分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊 (テント泊)
天候
温泉 日光湯元温泉(源泉ゆの香)
コメント 皇海山は一昨年に栗原川林道が閉鎖になったことにより、非常に登山者の少ない山になりましたが、私は以前皇海橋〜鋸山ルートで登っているので、もし次に行くならば袈裟丸山〜六林班峠の笹薮漕ぎで行きたいと考えていました。今月ちょうどタイミングがあったので行くことにしました。当初は不動沢のコルでテント泊して、翌日栗原川林道を20km歩いて下山と考えていたのですが、ヤマレコを見るとその北を歩いている人もいるなとわかったので、それを参考に奥日光の西ノ湖まで縦走してみることにしました。

 前日は桐生に泊まり、翌朝の始発で小中7:25、前回の袈裟丸山も同じルートで郡界尾根登山口まで歩きましたが、今日はテン泊装備で結構つらい。それでも2時間半で到着したのは早い方かなと。郡界尾根の駐車スペースには全部で8台停まっていて、登山時にすれ違ったのが8組なので計算は合う、と思ったら後袈裟丸山山頂にもう1組(2名)いました。ただこの2人は前袈裟丸山方面へ降りて行ったので、車は別のところにありそうです。
 結果的に後袈裟丸山に最後に着いたのでここで腹ごしらえをして、北へ向かいました。道はかなり歩きづらいものの、ルートは明瞭で奥袈裟丸山、その先の最高峰までは問題なく来ました。一人すれ違ったのですが、日帰り装備だったので最高峰ピストンかなと。最高峰を過ぎると、踏跡は不明瞭になりますが、尾根通しで何とか進めます。笹薮はありますが基本膝下で、倒木を避けながら脛で漕いで行きました。ただ男山が近づくと背の高い笹薮が増え、奥念丈岳への笹漕ぎを思い出しながら漕ぎ進みました。男山をすぎ、六林班峠手前にも笹薮。お陰で六林班峠から先の登山道のなんと歩きやすいことかと実感しました。六林班峠〜女山間でも下山者1名。庚申山荘泊でしょうが、こちらを不思議な顔で見てました。この日は鋸山を経由して不動沢のコルまで。ここでテント張ってビバークしました。

 鹿のワーニングの対象になってたっぽいですが、よく眠れたので3:30起床で4:30出発。皇海山の山頂を踏むと、その先の尾根に入って行きます。皇海山から北はオリエンテーリングっぽい赤黄のプレートや単色の金属板が貼られていることがおおいのですが、皇海山からの下りからいきなり不明瞭、先行者の踏跡もバラバラで尾根に乗るまで結構苦労しました。その後も国境平近辺や三俣山の手前からは目印が多くあったのですが、見当たらない区間も多く、広い尾根では結構苦労しました。三俣山の登りは笹を掴んで登る感じで、結局皇海山から3時間かかりました。逆に三俣山から宿堂坊山は踏跡不明瞭ながら目印のプレートが多く付いていて、GPSで確認する必要はないくらいでした。ただこの区間まで来ると昨日の分と合わせてかなり体力が消耗していて、結構時間がかかりました。
 宿堂坊山からは比較的緩やかな東尾根をまっすぐ下るのですが、目印のリボンもある程度は付いているのですが、途中で尾根が分かれたりしてかなり降りにくかったですね。最後は柳沢川の南をつかず離れずで歩いて吊り橋まで。西ノ湖入口バス停で待っていたら、来たバスは超満員で座れませんでした。赤沼からは事前に宿堂坊山の山頂で電話して源泉ゆの香が営業していることは確認していたので日光湯元へ行って日帰り入浴。そのまま始発バスで日光駅へ帰りました。