八幡尾根縦走

年月2021年5月
期間一泊二日
登った山チョキ(1,883m)八幡山(2,088m)
金峰山(2,599m)
行程行き新横浜(列車)八王子(列車)韮崎(バス)みずがき湖VC
登山・みずがき湖VC(2:50)木賊峠(0:15)コレイ坂(0:30)チョキ登山口(0:40)チョキ(2:10)八幡山(0:55)テン泊地点<泊>
・テン泊地点(0:50)2333m地点(1:40)金峰山(1:00)大日岩(1:00)富士見平小屋(0:20)瑞牆山荘
帰り瑞牆山荘(バス)増富の湯(バス)韮崎駅(列車)甲府(列車)八王子(列車)新横浜
タイム12時間10分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊 (テント泊)
天候
温泉 増富の湯
コメント 奥秩父では比較的有名な藪尾根と言えば八幡尾根ですが、今年行きたいと思っており、タイミングがあったので行ってきました。今回も車を使わないで縦走する方法を調べていたのですが、増富温泉郷行きのバスを塩川で下りて、ここから13km余り歩くのが一番手っ取り早いだろうという結論になりました。3時間歩いたとしても13:30頃には取り付けるので八幡山あたりでテン泊すればいいのでは・・と。
実際韮崎駅で降りてみると、私の想定していた増富温泉郷行きのバスよりも先に瑞牆山荘行きのバスが出ることが分かり、確認してみたら塩川バス停とみずがき湖VCバス停はすぐそば。ということで方針変更して瑞牆山荘行きのバスに乗りました。結論から言うと、みずがき山リーゼンヒュッテというバス停で下車した方が歩く距離は8kmで済んだということですが、それに気づいたのは帰って来てからなので、私はみずがき湖VCから車道を延々と14km歩いてチョキ登山口まで行きました。木賊峠とコレイ坂の間では金峰山がとてもよく見え、チェアリングしているヒトもいました。コレイ坂から先は車の進入禁止のボロボロの林道を歩きます。
 チョキ登山口からチョキを経由して八幡山までは、テープもついており、踏み跡もそれなりという感じ。倒木処理は全行程コンスタントにありますが・・。八幡山を越えて少し先の石柱のようなものがある部分を越えると、急速に踏み跡が不明瞭になりました。さりとてコルには藪はなく、尾根の激藪もコース取りをうまく取れば普通に漕ぐ程度で済むし、右側に巻きやすいところも多かったです。こちらは大唐松尾根のようなハイマツの海を泳ぐようなものを覚悟してきていたので、若干拍子抜けした感じはありました。八幡山から1時間ほど進んだあたりで、テントを張れそうな場所を見つけてここで一泊することに。
 翌朝も続きの尾根を辿っていきますが、岩場を越えた先で一度左を進んで激藪に突っ込んでしまった点を除けば特に問題なく進み、ここまでシャクナゲだったのが最後の300mでようやくハイマツ登場。左手の岩場を通過しつつ、岩場が途切れたところは右側に移動して藪の薄いところを進む、という方式で無事に縦走路まで到達できました。金峰山の山頂まで歩いて、快哉を叫びました。
 下山は一般ルートで大日岩・富士見平経由で瑞牆山荘へ。山頂辺りは全く雪が残っていなかったのですが、大日岩へ下る北の斜面には結構残っていて、チェーンアイゼンを履いているヒトもいました。富士見平小屋で昼食(鹿肉うどん)を食べ、下山後は増冨の湯に立ち寄ってから帰りました。