年月 | 2021年4月 | |
期間 | 二泊三日 | |
登った山 | 高見山 (1,248m)伊勢辻山 (1,290m) 国見山 (1,419m)明神岳 (1,432m) 千石山 (1,381m)赤倉山 (1,394m) 池木屋山 (1,396m)弥次平峰 (1,274m) 馬ノ鞍峰 (1,178m)山ノ神ノ頭(1,099m) 父ヶ谷高 (1,202m)添谷山 (1,250m) 日出ヶ岳 (1,695m) | |
行程 | 行き | 新横浜(新幹線)名古屋(列車)名張<泊>(列車)榛原(バス)菟田野(バス)高見登山口 |
登山 | ・高見登山口(1:30)高見山(0:20)大峠(2:15)伊勢辻山(0:45)国見山(0:30)明神平(0:30)明神岳(0:55)千石山(1:05)赤倉山(1:10)池木屋山<泊> ・池木屋山(2:30)弥次平峰(2:10)馬ノ鞍峰(3:30)山ノ神ノ頭(0:30)湯谷ノ頭(2:00)父ヶ谷高(1:30)テント泊地<泊> ・テント泊地(0:40)振子辻(1:20)引水サコ(1:05)添谷山(1:00)大台辻(2:30)川上辻(0:20)大台ヶ原VC(0:40)日出ヶ岳(0:30)大台ヶ原VC | |
帰り | 大台ヶ原VC(バス)大和上市(列車)橿原神宮前(列車)京都(新幹線)新横浜 | |
タイム | 29時間15分(コースタイム31時間20分) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | (テント泊) | |
天候 | ||
温泉 | − | |
コメント | 台高山脈縦走は25年前に初めて大台ヶ原へ行ってからずっと頭にあったのですが、二泊三日掛かる上、途中にメジャーな山がないことからなかなか優先順位が上がらないままだったのですが、今年ついに決行しました。今はコロナで名張行きの夜行バスが運休しているため、前日に名張に入り、翌朝榛原に移動して前回同様奈良交通バスと東吉野村コミュニティバス乗り継ぎで高見登山口、帰りは1日一往復になってしまった大台ヶ原〜大和上市便15:30に乗ることで計画。コミュニティバスも役場に電話して予約。 当日榛原のバス停で待っていると、テン泊装備の6人組もやってきて同じバスで菟田野まで。菟田野バス停にはコミュニティバスが二台待っていて、6人組は大又へ行くようで別のバスへ。私は一人でもう一台のバスで登山口へ向かいました。この6人組とはのちほど伊勢辻山で会いました。高見登山口からは多分前回と違うルートで小峠に出て、1時間半で高見山山頂。この山はそれなりに登山者がいて10人以上はすれ違いました。そのままで南へ高見峠へくだり、駐車場の端から北台高縦走路と書かれた道を進みます。 高見峠から明神平までは、踏み跡が一部不明瞭な箇所があるものの、リボンが多めに付いているのでリボンを辿れば歩ける感じ。この区間を歩いている人は先の6人のほか、2組3人いましたし、明神平には大学生のグループらしきテントが6〜7張ありました。この先は池木屋山まで誰にも会うことなく、明神岳を越えると踏み跡薄くテープもない区間が出てくるので、尾根を見て進むのが必要になってきます。霧降山の手前からは枝の固い茂みの中を通過し、何とか池木屋山に到着したのは18:40頃でした。もちろん誰もおらず、山頂から一段下がった平たい場所にテントを張りました。それなりに起伏のある縦走路だなと思います。 池木屋山から先も踏み跡は薄く、テープは分かりにくい場所にしかありません。日の出前に行動開始したところ、いきなり薮の通過があり、十分見えないのでかなり苦労しました。 相変わらず起伏が激しく、細尾根もかなり多いです。落葉と木の根、砂地で滑りやすいのが厄介。馬ノ鞍峰の手前に尾根が切れ落ちているゆえの長い迂回ロープがあります。これも足場が不安定で苦労しました。山ノ神ノ頭が近づくとかなりきつい直登が何度か出てきます。その先は片側切れ落ちた痩せ尾根の連続で苦労しました。もうテープもほとんどありませんし、厄介な尾根分岐もあるので、ここまで来るならGPSは必須かも。ここにも長い下りロープが張ってありますが、滑りやすいので使うのが賢明。父ヶ谷の高に取り付いたあたりから強い西風が吹き始めたので、テントは縦走路の東側少し下りたところに張りました。 午前5時前に出発し、添谷山へ。相変わらず尾根の上り下りを繰り返しますが、下りの尾根を何度か外しました。添谷山の手前で境界標が明らかに主稜線の西に外れたのですが、このまま目の前の尾根を行くか、右の尾根をよじ登って復帰するか悩んだ結果結果、後者にしました。実際は両方とも最後は合流しそうだったのですが、ちょっと自信がなかったので確実な方にしました。が、この尾根も相当潅木が多く、苦労しました。あと添谷山を過ぎて大台辻までの間にビックリするほど危ない痩せ尾根があったのですが、もしかすると巻道があったかもしれません。何とか大台辻に到着し、通行止めではありますが、他に選択肢がないので筏場道を行きます。筏場道は山腹に延々と付いた巻道なのですが、まず入口がわからず途中から強引に入りましたし、めちゃくちゃ崩壊が多くてロープはあるもののこれは通行止めにするよなと思いました。大きな崩壊は2箇所ですが、それ以外にも危ない箇所が十箇所以上。。 川上辻に出るとこちらにも通行止めの表示とロープ。でもここを通らないと台高の縦走はできないですし。。車道を歩いて大台ヶ原に着くとその足で日出ヶ岳へ向かい、山頂をゴールとしました。山頂は好天で大峰山もきれいに望めました。バスは今年も一日一往復のため、大和上市から京都まで移動して京都タワーの地下で汗を流して帰りました。 |