年月 | 2021年3月 | |
期間 | 一泊二日 | |
登った山 | 芋ノ沢ノ頭 (840m)大タル丸 (1,031m) 女郎小屋ノ頭(1,080m)裸山ノ丸 (1,129m) 同角ノ頭 (1,491m)檜洞丸 (1,601m) 大室山 (1,588m)鐘撞山 (900m) | |
行程 | 行き | 横浜(列車)国府津(列車)松田(バス)玄倉 |
登山 | ・玄倉(0:25)小川谷出合(0:50)敷地山(0:30)芋ノ沢ノ頭(0:40)大タギリ(0:15)大タル丸(0:30)女郎小屋ノ頭(0:25)裸山ノ丸(1:15)同角ノ頭(1:00)檜洞丸(0:05)青ヶ岳山荘<泊> ・青ヶ岳山荘(1:15)犬越路(1:00)大室山(1:10)鐘撞山(1:55)いやしの湯 | |
帰り | いやしの湯(徒歩)平丸(バス)三ヶ木(バス)橋本駅(列車)新横浜 | |
タイム | 11時間15分(コースタイム不明) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | 青ヶ岳山荘 | |
天候 | ||
温泉 | いやしの湯 | |
コメント | 丹沢ではバリエーションルートも結構歩いてきましたが、昨年来気になっていたのが、ドーカク尾根です。かながわ百名山で「女郎小屋ノ頭」が取り上げられ、センターの人が苦言を呈していたのを見て調べたのがきっかけです。玄倉から同角ノ頭まで全部バリエーションで、途中に通過する大タギリというコルが「ロープ持参が無難」となっていることもあり、少し準備をしてロープをザックに入れ、雪の心配のなくなったこの時期に行くことにしました。 バスで新松田から玄倉まで。下りたのは2人だけで、私はそのまま北へ。玄倉林道分岐は県民の森へ進み、橋を渡ったところで河原への踏み跡を下りていきます。河原は南の方へ渡り、回り込んで取り付いたのですが、相当な急坂をよじ登ることになり、冷汗をかきました。本当はもう少し先に取り付きの表示があったらしい。 尾根に乗るとしばらくは丸太の踏み段などもありましたがまもなくなくなって、細尾根を辿るルートに入っていきます。ミツマタと椿がキレイに咲いていました。芋ノ沢ノ頭はかなりしっかりと鹿柵に囲まれており、やむなく乗り越えて山頂へ。大タギリは白ザレの大下りで、ロープなしでは無理でしたが、見たところ新しめのロープもあるようで、そのまま使って下りました。登り返しもかなり急で、下半分は柔らかい土で不安定、その先はキツく張られたロープで岩場の垂直に近い登り、とかなりのパワープレイになりました。岩場は右に回り込めればとも思ったのですが、掴める気がなくトラバースが危険すぎて断念。岩場の直登にしました。登り切って少し行けば大垂丸。女郎小屋乗越は補助ロープを軽く使って登り、女郎小屋ノ頭に到着。 このルートはそうそう来ないだろうと思ったので、モチコシノ頭から痩せ尾根を辿って裸山ノ丸を往復しました。北上した東沢乗越には松田警察の看板。これであとは同角ノ頭まで登りきるだけだと思っていたら、実は同角キレットと呼ばれる切れ落ちたコルがありました。とてもまっすぐ降りられないのですが、右を見るとかなりコルの下の方へ下れるような尾根がついています。ここを大回りしてコルへ登り返しました。ただコルからでは登り返しも無理に見えたので、少し手前の斜面をよじ登ることに。落ち葉と崩れ安い土で根っこが掴める高さまで相当な苦労でしたが何とか突破して、そのまま尾根を直登して同角ノ頭に。この日は青ヶ岳山荘泊まりでしたが、かなり疲れました。この日の夜は小屋主さんがある宿泊者にブチ切れる事態があって、なかなかエキサイティングでもありました。 翌日は雨の予報ながら実際にはほぼ降られずだったので、予定通り大室山から鐘撞山を経由して神ノ川へ下山。大室山から鐘撞山は意外と踏み跡薄く、広い尾根で分岐もありでコンパスはかなり活用しました。急な下りもあり、予想より疲れました。神ノ川キャンプ場に下りたので、そのまま癒しの湯まで歩き、平丸からバスに乗って帰りました。 |