水窪縦走

年月2021年2月
期間日帰り
登った山観音山(1,418m)鶏冠山(1,429m)
熊伏山(1,653m)青崩嶺(1,368m)
行程行き新横浜(新幹線)浜松(車)水窪駅<泊>(車)観音山登山口
登山・観音山登山口(2:00)観音山(1:20)鶏冠山(1:20)前熊伏山(0:20)熊伏山(0:35)青崩峠(0:30)青崩嶺(1:50)伊豆大権現(0:30)駐車地点
帰り駐車地点(車)鳳来湖<泊>
タイム8時間20分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 うめの湯
コメント 去年暮れに観音山で遭難者が出たことがキッカケで観音山の北に鶏冠山という険しい山があることがわかり(遭難者も観音山の北1〜2kmで滑落とあったのでまさにそのあたりか)、観音山登山に絡めて観音山〜鶏冠山〜熊伏山の縦走をやってみる気になりました。2日目は周辺の静岡百山を登ることにして諸々手配。金曜夜に浜松駅でレンタカーを借り出し、水窪駅前に車を停めて車中泊です。千頭駅もそうでしたが、駅はトイレがあるのが強いです。
 7時すぎに登山口へ移動し、路肩に辛うじて停めて観音山を目指します。入口の石段登って振り返るとリボンが見え、後は山頂まで踏み跡もリボンもあり。ただ1200mを超えると雪道になりました。確か数日前に雪が降ったらしい。1cmほどではありますが、踏み跡はなく、若干締まって場所によっては滑りやすくなってます。それでも観音山山頂まではそのまま登り、北上前にチェーンスパイクを履きました。何とチェーンスパイクのチェーンが片足切れていて使い物にならなかったので、右足だけで出発。鶏冠山の尾根は相当な細尾根で、しかもピークは常によじ登る必要があり、登ると当然下るのですが、北面に雪がしっかり付いていてとても怖い。片足でもチェーンスパイクあってよかったです。鶏冠山にも何とか登頂し、慎重に尾根を下ると、次の登り返し辺りから尾根が広くなっていきました。雪道ですが核心部は過ぎたようで、後は順調に前熊伏山に到着。熊伏山まで3年ぶりにピストンしました。
 青崩峠への下山途中でチェーンスパイクを外し、青崩ノ頭を過ぎた辺りで一人の登山者と会いました。どうやら雪がこれだけあるとは思ってなかったようで、私の話を聞いて引き返していました。なお青崩ノ頭からは赤石と聖がキレイに望めました。

 青崩峠からは青崩嶺をピストンしてから大ヌタ山〜矢落峠で戻る予定で、まず青崩嶺ですが取り付きが見当たらなかったのでそのまま峠からダイレクトに取り付きました。しばらく登ると右側から登山道が伸びてきたので、青崩峠登山口の方に下った辺りに取り付きありそうです。そのまま登って尾根を南へ行こうとすると、「⇒大ヌタ山へ」の表示が。青崩嶺から直接大ヌタ山へ行けるのかと、青崩嶺山頂からリボンに従って南へ進んで見ることにしました。リボンは新しいのですが間隔が広く、次のリボンが辛うじて追える程度で何度か見失っては見つけるの繰り返し。予想では南西尾根を下るでしたが、南尾根を崖の寸前までくだり、西のピークに登り返してそのまま沢に降りるというもの。この沢が倒木だらけの酷いところで通過に大変苦労しました。一旦沢を下ったところから大ヌタ山へ登り返す気力は既になく、そのまま南へ沢沿いに下って車道に出ました。後は草木トンネルを抜けてずっと車道歩きで帰還しました。