石鎚山登山

年月2020年11月
期間日帰り
登った山石鎚山(1,982m)
行程行き伊予西条駅(バス)石鎚RW(ロープウェイ)山頂成就駅
登山・山頂成就駅(1:40)石鎚山弥山(0:10)天狗岳(0:10)石鎚山弥山(0:20)夜明峠(0:35)天柱石(0:45)刀掛(0:50)西ノ川(0:05)石鎚RW
帰り石鎚RW(バス)伊予西条駅(列車)岡山(新幹線)新横浜
タイム4時間35分(コースタイム7時間15分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 石鎚山温泉
コメント 最終日はメインの石鎚山です。2001年に登った時は保井野から入って堂ヶ森〜二ノ森〜石鎚山と縦走して、しかも山頂積雪があったので天狗岳はなし、更に二ノ鎖を下りようとして立ち往生し登り直して迂回路下山という感じだったので、19年経ってようやくのリベンジが果たせるわけです。
 三連休最終日だしバスも混むし駅のロッカーも埋まるのではと思って、午前6時にホテルから駅のロッカーに荷物を入れに行ったりしましたが、実際乗ったのは10数名で、着いたその足で乗りに行ったロープウェイも20名。けっこう空いてます。紅葉シーズンが終わったからかも知れません。まず目的は鎖なので、成就社から八丁坂の道を淡々と行きます。で試し鎖でですが、これが思いのほか長くて「これは結構手強いな」と思った次第。すぐ下り鎖がありますが、足を置きづらく岩も濡れていて厄介でした。ちょうど西洋人の登山者がいたので二三言話しつつ先に進みます。一ノ鎖と二ノ鎖はそれでも比較的登りやすかったのですが、ニノ鎖の上の方を小学生が登っていて若干渋滞になっていました。一番キツかったのが三ノ鎖で、ここまで来るとかなり手がかじかんでおり、足場も少なくブラブラの三角の足掛けを使いながら登るので結構腕に負担がかかりました。何とかクリアするとそこが石鎚山の山頂。天狗岳へは岩場の尾根を辿るのですが、思いのほか厳しいコースで片側切れ落ちたところを通過したり、細い足場でトラバースしたり。鎖などはないので緊張します。山頂も強風。写真撮る時に荷物が転がり落ちてしまい、幸いすぐ下の登山道に落ちたものの泥だらけになってしまいました。風も雲も改善しないのでそのまま戻りました。
 下山は夜明峠まで迂回路を下った後、西ノ川へのルートを取りました。「難路」と書かれており、確かに踏み跡とリボンを追えるヒトでないと厳しい登山道でした。天柱石までの間は本当に滑りやすく、一度高巻き道で石に滑って片足を完全に崖に放り出した形になって超冷汗をかきました。天柱石を過ぎると道は多少歩きやすくはなりますが、相変わらず下りは慎重に。沢沿いまで下りたあとまた高巻きして行きますが、この渓谷には素晴らしい滝や流れが沢山あって、これを推さないのは勿体ないなと思いながら歩いていました。西ノ川まで2時間余り、ロープウェイ前に戻って石鎚山温泉で汗を流し、一本早いバスで伊予西条に戻りました。