日光連山登山

年月2001年5月
期間日帰り
登った山女峰山  (2,483m)男体山  (2,484m)
行程行き上野(列車)北千住(列車)日光<泊>
登山・日光(0:45)西参道(0:15)行者堂(0:40)稚児ヶ墓(1:20)遥拝石(1:10)唐沢小屋(0:30)女峰山(0:15)唐沢小屋(0:35)馬立(0:10)林道(0:40)志津乗越(0:55)六合目(0:40)男体山(1:00)四合目(0:30)中禅寺湖<泊>
帰り中禅寺湖(バス)神橋(徒歩)日光駅(列車)新今市(列車)北千住(列車)中目黒(列車)武蔵小杉
タイム8時間40分<一部雪>(コースタイム14時間5分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 中禅寺温泉(湖上苑)
コメント 日光といえば男体山ですが、一日で男体山と女峰山を両方登ろうと考える人は少ないと思います。たしかに縦走路を行くと絶対に無理なのですが、林道歩きを挟めばパワートレッキングで可能なルートです。
 前日は霧降高原の入口の宿に泊まったため、当日は西参道まで45分の歩きがつきました。途中で駅のそばと通っているので、実際の女峰山との標高差は2,000m近いことになります。二荒山神社の裏にある行者堂からの登山道は、膝〜腿位まである笹薮を足漕ぎしながら進む道がかなり長いです。それを歩ききり、八風という名のついたガラ場を越えると雪道が始まりました。この道は尾根の西側を巻くようになっているため、実際には女峰山より前に踏むピークはありません。雪はかなり締まっていて、トラバースするところで、かなり滑り易くなっていますので、本当はアイゼンを履いた方が良かったかもしれません。唐沢小屋から先は目印がないと道のわかりにくい雪道、ガラ場を登りきって少しつめると頂上。女峰山の頂上は快晴、360度の展望を満喫しました。登山客は少なく、他に2人を見かけただけで、特に頂上はしばらく独り占め状態でした。
 唐沢小屋に戻って、男体山に向けて馬立に下りましたが、この道も七合目あたりまで雪。下りきって沢を渡り、登り返すと林道で、ここからしばらくは林道歩きでしたが、それでも標高は1,600m以上あったので実質は縦走に近いかもしれません。
 男体山は北側の志津からアプローチしたので、七合目までは殆ど雪でした。しかし、これだけ登る人の多い山ですから、踏み跡はしっかりしていて迷うことがありませんでした。山頂に近づくほど雪が減り、夕方到着した山頂にはやはり一人占め状態。天候は快晴で最高でした。
 表参道を下山したのですが、眼下に中禅寺湖を眺めながらというのはなかなか素晴らしい下山路だと思いました。道はガラ場の連続でしたが。