西丹沢・大杉山稜

年月2020年11月
期間一泊二日
登った山臼ヶ岳(1,460m)蛭ヶ岳(1,673m)
檜洞丸(1,601m)石棚山(1,351m)
大杉山(861m)遠見山(880m)
行程行き 新横浜(列車)橋本(バス)三ヶ木(バス)神ノ川入口
登山・神ノ川入口(1:20)神ノ川ヒュッテ(0:40)広河原(2:00)源蔵尾根分岐(0:30)臼ヶ岳(0:50)蛭ヶ岳(0:45)臼ヶ岳(1:10)青ヶ岳山荘<泊>
・青ヶ岳山荘(0:05)檜洞丸(0:50)石棚山(0:20)1210m(0:45)穴ノ平沢ノ頭(0:35)弥七沢ノ頭(1:00)大杉山(0:20)遠見山(1:10)境沢橋(0:15)玄倉
帰り玄倉(バス)山北駅(列車)国府津(列車)横浜
タイム12時間35分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊 青ヶ岳山荘
天候
温泉 さくらの湯
コメント 秋の紅葉の季節になったので、久しぶりに丹沢へ行くことにしました。夏に青ヶ岳山荘に立ちよったときに「秋になったら源蔵尾根を行く」と話したので、青ヶ岳山荘に予約を入れ、行きは神ノ川から源蔵尾根経由、帰りはそのまま石棚山稜から大杉山稜を南北縦断して下山するルートで計画しました。
 橋本駅から始発の三ヶ木行に乗り、更に月夜野行に乗り換えて神ノ川入口で下車。終点まで行く登山客が何組かいましたが、あとで調べると土曜日の朝一便は道志方面へのバスに更に乗り継げるようで、なるほどと思いました。これはいずれ活用しようと思います。
 神ノ川入口からひたすら車道歩き、追い抜いていく車も何台かありましたが全て釣り客だったようで、裏丹沢の釣り場にはかなりの車が止まっていました。私はそのまま奥へ、採石場の近くの立入禁止ゲートを乗り越え、更に奥へ進みます。実際通行に支障のあるレベルの崩壊箇所はなく、神ノ川ヒュッテ、矢駄尾根入口、風巻尾根入口を経て、広河原へ到着。
 ここから河原沿いの細い道を少し辿るのですが、写真を撮ろうとしてカメラを取り落としてしまい、冷や汗をかきながら一旦河原へ下りました。復帰して3番目の堰堤を渡ると源蔵尾根の取り付きです。源蔵尾根は踏み跡も明瞭で急坂はありますが難しいところもないので、サクサク登って11:30には主稜縦走路に到達してしまいました。さすがにこの時間で小屋に向かうのは早すぎるので、蛭ヶ岳までピストンすることにしました。徐々に天気は悪くなってきていましたが、何とか山頂に到着し、蛭ヶ岳山荘でカレーライスを食べました(いつも蛭ヶ岳山荘には宿泊するので、注文したのは初めて)。そのまま来た道を引き返し、青ヶ岳山荘へ向かいますが、少し雨に降られてしまいました。主稜の稜線では行きに2頭、帰りには5頭の鹿を目撃しました。登山者はやはり天候のせいか少なく、5〜6名と会っただけでした。青ヶ岳山荘は前日は8名宿泊があったそうですが、土曜日ながらこの日は私だけ。掘りごたつに入りながら、小屋主さんとのんびり話して過ごしました。
 翌朝はゆっくりと8時に出発、檜洞丸から石棚山稜へ向かいますが、この時間はつつじ新道を登ってきた人が山頂付近まで到達する時間らしく10名以上とすれ違いました。石棚山稜の入ると人は少なくなり、石棚山の先にある1210mの地点から南の尾根にはいりました。
 大杉山北山稜は細尾根が続き、それなりに緊張感があるとともに、尾根の形も結構複雑で、狙った尾根にうまく乗れなくてなんどかトラバースしました。木の幹頼りの下りや両手両足を使った登りなど、かなり楽しいルートで、GPSとコンパスも活用して12:00には大杉山に到着。そこから先は大杉山南山稜になりますが、尾根も広めになり、比較的歩きやすくなりました。遠見山の先の戸沢ノ頭で南東尾根を辿るはずが、地図を見て南西尾根を辿るのがいいと思い、そのまま進んで行ったので下山ポイントが今日沢橋の少し西の境沢橋になりました。