猿ヶ馬場山登山

年月2020年7月
期間日帰り
登った山帰雲山  (1,622m)猿ヶ馬場山(1,827m)<三角点>
行程行き白川郷(車)せせらぎ公園駐車場
登山・駐車場(1:10)上部林道(1:30)帰雲山(3:30)三角点(2:30)帰雲山(0:45)上部林道(0:35)駐車場
帰りせせらぎ公園駐車場(車)富山(新幹線)東京
タイム10時間(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 白川郷の湯
コメント 日本300名山には残雪期限定と言われる山が4座(笈ヶ岳・野伏ヶ岳・猿ヶ馬場山・景鶴山)ありますが、このうち無雪期の登山が一応できると言われているのが笈ヶ岳と猿ヶ馬場山です。今回は猿ヶ馬場山の無雪期登頂を目指して行ってきました。宿泊した宿が6:00まで出られない仕組みだったので、6:00に出発し、せせらぎ公園駐車場に駐車。さすがに誰もいません。であい橋を渡って、そのまま直進し、林道へ入っていきます。この山は事前に情報を得ていた通り、途中までは荒れた林道という名の夏道をたどります。実際に今も車が走っているかは甚だ疑問ですが・・。1時間弱で上部林道(宮谷林道)と合流し、更に奥へと進みます。廃車の車が数台放置されていましたね。
 上部林道の終点が第一渡渉点、水量が多いため、ザブザブ行きます。その先の第二渡渉点はその手前で既に道が川になっており、ザブザブ登っていくしかないような状態でした。その後は林道を辿って帰雲山へ。ここで少し休憩。天候は雨でやはりよろしくはありません。
 帰雲山の少し手前に猿ヶ馬場山への分岐があり、ここを入って行きます。出だしから笹の藪漕ぎになりますが、掻き分けると足元の踏み跡が確認できるので、順調に進んで行きます。しかし、この踏み跡も30分ほど進むと完全になくなり、どこを漕いでいいか分からない状態になりました。仕方ないので、ここからはGPS便りで、コンパスで方向を決めて突入していきました。ただ、笹薮は背丈を超えており、倒木もいたるところにあり、また茂みの枝も行く手を阻むので、本当に進まないです。しかもまっすぐ漕いでいるつもりでも、すぐに方角がそれてしまい、かなりのロスになりました。11:45頃にようやく猿ヶ馬場山の尾根に着いたので、時間的に山頂まで行くのは無理だなと考え、まず三角点を目指しました。三角点の位置までは到達したのですが、いくら探しても三角点は見つかりませんでした。この時点で12:00頃になっていたので、あと30分だけ山頂に向けて漕いでみようと少し東へ進みましたが、巨大な倒木の連続に行き当たったところでギブアップ。帰りは下りすぎによるルート外れが多く、リカバリに相当大量を使いました。帰雲山分岐は9時に出発したのに、戻ってきたのは15時でしたから丸6時間藪漕ぎをしていたことに。あと2時間あればいけたかも

猿ヶ馬場山は三角点が低いところにあるので、これで登ったことにするのはどうかなと思いましたが、一旦登ったことにしておいて、来年の残雪期にまた登ってみようと思います。