遊楽部岳登山

年月2020年6月
期間日帰り
登った山臼別頭 (1,252m)遊楽部岳(1,277m)
行程行き貝取澗温泉(車)登山口
登山・登山口(1:05)四合目(1:40)臼別頭(1:10)遊楽部岳(0:15)現山頂(0:45)臼別頭(1:10)四合目(0:50)登山口
帰り登山口(車)函館(飛行機)羽田
タイム6時間55分(コースタイム10時間25分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 八雲町やわらぎ温泉
コメント 道南遠征の目的な狩場山でしたが、もう一つくらい登りたいなと昨年から調べて目をつけていたのが、遊楽部岳(ゆーらっぷだけ)です。ヒグマの生息密度が高く、1200m峰にしてはアプローチが長いので、登るヒトが少ないという話で興味を持ち、登ってみることにしました。ヒグマには遭わないに越したことはないですから、カムエクの時と同じく熊鈴のほかに携帯スピーカーで音楽を大音量で流していくことにしました。
 登山口は車道の案内から5分ほど入ったところですが、道はとても狭いです。登山口あたりに3台くらい停められるスペースがあり、そこに置きました。登山者は他にいないと思ったんですが、帰りの臼別頭の山頂で5人組に会いましたので、下山したときはここには3台停まって満車状態でした。6時前に出発。全体的にリボンなどは殆どありませんが、道は比較的わかりやすい感じで、見落としやすいですが〇合目の表示もありました。かなり狭くて傾いたトラバース道などもあり、歩きやすいとはとても言えませんが、何とか順調に進んでいきます。確かに熊の糞は7〜8箇所で見かけ、臼別頭から先はハエにも悩まされましたので、ヒグマの生息域にいるんだなという気がとてもしました。登山から下山までずっと音楽は掛けっぱなしでした。
 臼別頭からは大きく下って登り返すのですが、遊楽部岳の山頂は展望ないので、ここからの景色が一番よかったですね。
 山頂の標識は登山道のそばに落ちていましたが、一般にこの山の山頂は三角点のある旧山頂なので、そちらへ突っ込んでいきます。ここから15分はかなりタフな藪漕ぎになりました。背の高い笹とハイマツ、それでも踏める方向は分かるので、掻き分け掻き分け進んで行ってようやく到着。山頂にはスコップが3本。この山のトレードマークみたいなものらしい。
 ハエが多くて臼別頭までは食事もとる気にならず、臼別頭にもちょうど人がいたので、更に下ったところで昼食。あとは順調に下って登山口まで。天気もよかったせいか、かなり暑くてタフな登山でした。