西丹沢縦走

年月2020年5月
期間日帰り
登った山大洞山 (1,383m)三国山 (1,328m)
湯船山 (1,041m)不老山 (928m)
行程行き横浜(列車)国府津(列車)御殿場(バス)篭坂峠
登山・篭坂峠(0:30)あざみ平(0:20)大洞山(0:40)三国山(0:35)明神峠(0:35)湯船山(1:00)世附峠(0:30)不老山(1:40)駿河小山駅
帰り駿河小山(列車)国府津(列車)横浜
タイム5時間50分(コースタイム9時間)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 愛用しているシリオの登山靴の靴底のすり減りがひどく、好日山荘に持っていったら「もう十分履いているので、ソールの貼替を」と言われ、しかしこんな時期なので一ヶ月以上かかるという。そこで新しいシリオの靴を買ってしまった次第。そのため、今回は登山靴の履き慣らしがメインのタスクとなりました。
 目指したのは西丹沢でも甲湘国境尾根ではなく、三国山から不老山に至る縦走路です。ここには岩田澗泉(たにいずみ)翁が地元小山町とたたかいながら独自に立てた道標が残っているという話を聞き、岩田翁は3年前に亡くなっていることもあり、どんどん傷んで減っているというので、今のうちに見ておかねばという気になったものです。実際この山域には全く足を踏み入れたことがなく、緊急事態宣言解除前ですが、行ってくることにしました。

 横浜から国府津乗換で御殿場へ。御殿場からは河口湖行きに乗るわけですが、なんと折からバスは減便されており、始発の7:40は運休でした。やむなく8:10のバスで出発。乗ったのは5名ほどで、篭坂峠で下りたのは私ともう1名のみでした。
 墓地から三国山ハイキングコースに入って登山開始、今一つ足に馴染んでいない登山靴に苦戦しながら、あざみ平へ。ここには岩田翁の道標も立てられていました。しかしここから先は明神峠までそれらしい道標はなし。明神峠までで10名ほどの登山者・トレランと会いました。明神峠に道標が立てかけてあるのを発見し、ここから湯船山まではいくつか現役の道標がありました。しかし、どれもかなり傷んできていますね・・・。その後も世附峠と不老山付近、いわゆる「不老の活路」の途中ではいくつか見つけることができました。「不老の活路」に立てた56の道標が残らず小山町に壊されたという恨み節の道標もあったり・・。かなり独特な道標ですが、一方で小山町のウケが悪かった理由も何となくわかる気がしました。
 縦走はそのまま駿河小山駅近くまで続き、最後の道標を確認してから、駿河小山駅まで歩きました。天気もよく、静かな尾根歩きを楽しめました。