年月 | 2020年3月 | |
期間 | 一泊二日 | |
登った山 | 大石山 (1,220m)同角ノ頭(1,491m) 檜洞丸 (1,601m) | |
行程 | 行き | 新横浜(列車)町田(列車)新松田(バス)寄 |
登山 | ・寄(0:45)登山口(0:35)釜場平(0:30)雨山峠(0:25)雨山橋(0:15)ユーシン(1:05)大石山(1:05)同角ノ頭(0:40)石棚分岐(0:25)檜洞丸(0:05)青ヶ岳山荘<泊> ・青ヶ岳山荘(1:00)1288峰(0:30)犬越路(0:40)用木沢出合(0:20)西丹沢VC | |
帰り | 西丹沢VC(バス)山北(列車)国府津(列車)横浜 | |
タイム | 8時間20分(コースタイム13時間25分) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | 青ヶ岳山荘 | |
天候 | ||
温泉 | さくらの湯 | |
コメント | 丹沢主稜近辺では同角山稜は登ったことがなく、一般ルートの中では難路だという話を聞いたので、登りに行くことにしました。折角なので一度も泊まったことのなかった青ヶ岳山荘に泊まり、翌日大室山方面へ足を伸ばす計画にしました。青ヶ岳山荘はSMSで予約する珍しい小屋ですが、予約は問題なしでした。 新松田から寄行きのバスに乗ったのは10名ほどでしたが、寄大橋の方へ向かったのは私だけでした。私はいつものように寄大橋からゲートを越え、雨山峠を目指したわけですが、ゲートのところで鍋割山へ行きたい男性二人組がいて「この先は立入禁止なのですか」と質問されたので「実質自己責任ですが雨山峠は行けますよ」と話しました。結果、雨山峠までは実質私が先導する形になりました。寄から最初の河原を横切ったところに、ヌシのように立ってこちらをみているカモシカが1頭おり、近づいても逃げずものすごい存在感でした。 雨山峠から雨山橋へ抜け、ユーシンロッジへ。ユーシンロッジの避難部屋を除いてみると、2部屋あるうちの1部屋にザックとシュラフが置かれていたので、誰か滞在しているようでした。私はそのまま建物左奥にかかる橋を渡って、同角山稜に取り付きました。このルートは確かに細尾根が多いのですが、そこまで難しい感じではありません。ルートに目印は殆どなく、玄倉林道閉鎖の影響もあって登山者が少なくなっているため、踏み跡も薄くなってきているようでした。途中に長い下り鎖と長いハシゴがあるのがちょっと目立つ程度です。当然登山者はおらず、雨山峠〜石棚山稜分岐の間は誰一人会いませんでした。 大石山に取り付いたあたりで青ヶ岳山荘の小屋主から小屋入りが遅れる旨のメッセージが来ていたのですが、14時頃に行ってみると先客が一人おり、今日の宿泊者は2名だけとわかりました。小屋主が到着するまで1時間半ほどストーブでしのぎましたが、到着後は掘りごたつも使えて、のんびりと過ごしました。とてもいい小屋だと思います。 翌朝は雪になっており、1cm程度積もっている感じだったので、あまり無理せず犬越路から下山することにしました。それでも小笄の先の鎖場は雪のせいでちょっと緊張しました。雪だと人が殆どいないせいか、鹿の群れを2頭、5頭と立て続けにみました。 犬越路の避難小屋で少し休憩して用木沢へ下りましたが、雪のせいで道も不明瞭になっており、大きな崩落地はそのままガラガラの沢を下るルートを辿ってしまいました(実は先行者が2名おり、彼らも同じ)。さすがにここを下るのはおかしいと思って、登り返して確認すると、崩落地の横に迂回路のロープが設置してありました。その後は問題なく西丹沢へ帰着。なかなか満足度の高い山行でした。 |