奥三界岳登山

年月2020年1月
期間日帰り
登った山奥三界岳 (1,811m)
行程行き新宿(夜行バス)中津川(列車)坂下(バス)夕森公園口
登山・バス停(0:50)銅穴ノ滝(0:35)上部林道(0:40)林道終点(1:25)奥三界岳(1:00)林道終点(0:30)上部林道(0:35)銅穴ノ滝(0:40)バス停
帰り夕森公園口(バス)坂下(列車)中津川(列車)名古屋(新幹線)浜松(新幹線)新横浜
タイム6時間15分(コースタイム9時間20分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 今年はかなりの暖冬で全国的に雪が少なく、冬季でも比較的無理のない登山が出来そうだということで、めぼしい300名山に登る計画を立てました。その最初が裏木曽の奥三界岳で、阿寺山地の南部の山。阿寺山地は昔に200名山の小秀山に登って以来ですから久しぶりです。ヤマレコなどを調べても今年年末以降の登山記録がないのですが、やはり雪は少なそうだと思い念のため八本爪アイゼンとチェーンアイゼンを持って中津川行きの夜行バスに乗りました。
 中津川駅に着いたのが5:00で、一時間後の始発列車で坂下へ移動、更に7:25の始発バスで夕森公園口へ行きました。当然ながら終点で下車したのは私だけでした。車道を1時間近く歩くと車止めゲートがあり車が一台、そこで準備しているとテン泊装備の人が一人下山してきました。その後誰一人会うことはありませんでしたので、今日の登山者としては私一人だったようです。
 銅穴ノ滝の先で、案内に従って進むと古い吊り橋に行き当たり、ここからやや分かりにくい尾根道を上がっていき、30分ほどで上部林道に到達。ここまでくると雪が出てきて、特に林道部分は滑りやすくなっていましたので、チェーンアイゼンを装着。チェーンアイゼンは雪が少なくても歩きづらくないので、結局本日は上部林道から上は全てチェーンアイゼンでこなしました。
 林道の奥では工事が行われており、最奥より手前に迂回路が設定されていてそのまま登山口まで行ける仕組みでした。とは言っても全く歩きやすくはないのですが・・・。登山口から滑りやすい木のハシゴを登ってから、沢を辿るのですが、ここが凍っていて要注意。尾根に上がって最後の1kmは完全に雪道でしたが、踏み跡もあって問題なく山頂に到達。登山道からはずっと後ろに恵那山が見えており、見晴らしのいいところで南アルプスの空木岳〜南駒ヶ岳〜安平路山の雪の山並みも眺められました。山頂の古い展望台からは小秀山のほか、右に御嶽も見えて、ちゃんと展望台の意味があるんだなぁと笑。
 下山は同じルートを引き返して車止めゲートまで、帰りはちょっとだけ寄り道をして竜神の滝を見ました。ここには数名滝目当ての観光客が来ていました。下山は予定よりも順調だったので、夕森温泉に入れるのではないかと夕森荘に行って声を掛けてみましたが、奥からテレビの音らしきものはしますが、誰も出て来ません。そもそも営業しているようすがないさびれた印象。念のため、外から電話をかけてみると、年配の方が出て「日帰り入浴はやってないんです」と。結局帰りのバスまでの2時間、特にやることもなく待つことになりました。冬は観光案内所も含め、何一つ営業しているものはないようです。帰りには浜松によってさわやかを食べて帰りました。