年月 | 2019年11月 | |
期間 | 一泊二日 | |
登った山 | 大菩薩嶺 (2,057m)榧ノ尾山 (1,429m) 大マテイ山(1,409m)鶴寝山 (1,368m) 奈良倉山 (1,349m)三頭山 (1,525m) 槇寄山 (1,188m)丸山 (1,098m) 土俵岳 (1,005m)熊倉山 (966m) 生藤山 (990m)醍醐丸 (867m) 陣馬山 (855m)景信山 (727m) 小仏城山 (670m)高尾山 (599m) | |
行程 | 行き | 新横浜(列車)八王子(列車)甲斐大和(バス)上日川峠 |
登山 | ・上日川峠(0:55)雷岩(0:05)大菩薩嶺(0:20)大菩薩峠(0:25)石丸峠(0:40)榧ノ尾山(0:50)棚倉(0:15)大マテイ山(0:35)鶴寝山(0:15)松姫峠(0:30)奈良倉山(0:35)鶴峠(0:45)向山分岐(0:55)三頭山(0:10)三頭山避難小屋<泊> ・三頭山避難小屋(0:50)槇寄山(0:30)数馬峠(0:20)笛吹峠(0:15)丸山(0:35)土俵岳(0:40)浅間峠(0:40)熊倉山(0:20)生藤山(1:10)醍醐丸(0:30)和田峠(0:15)陣馬山(0:20)明王峠(0:55)景信山(0:20)小仏峠(0:20)小仏城山(0:40)高尾山(0:50)高尾山口 | |
帰り | 高尾山口(列車)分倍河原(列車)武蔵小杉 | |
タイム | 16時間50分(コースタイム26時間半) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | 三頭山避難小屋 | |
天候 | ![]() | |
温泉 | 京王高尾山温泉(極楽湯) | |
コメント | 少し前の登山雑誌に牛ノ寝通りが紹介されており、大菩薩峠〜三頭山は縦走できると改めて知ったので、一度大縦走をしてみようということで、上日川峠行きのバスがあるうちに行ってきました。大菩薩嶺〜三頭山〜陣馬山の一泊二日、三頭山の避難小屋に泊まるという計画で、薄手のシュラフで耐えられるかどうかを試すのも目的の一つでした。 甲斐大和駅の始発のバスに乗り、上日川峠へ。定刻より30分も早く出発したにも関わらず、途中の路肩崩落地点で30mほど下りて通行する必要があったことと、前日の積雪による路面の凍結でかなり時間がかかり、結局登山開始は9時頃でした。福ちゃん荘を経由してまずは大菩薩嶺に登りました。雷岩からの富士山と南アルプスは絶景でした。大菩薩嶺への道は雪が残っていましたが、アイゼンはなくても問題なし。大菩薩嶺から縦走を開始します。 すぐに箸とスプーンを忘れてきたことに気づいたので、大菩薩峠の介山荘まで来たときに、休憩がてらおでんを頼んで箸を調達。そのまま石丸峠から牛ノ寝通りに入りました。しばらくは雪道だったのですが、まもなく普通の落葉道に。歩きやすい登山道をサクサクと進みます。時期柄紅葉は終わっており、歩く人も少なく、大マテイ山までで3名と会っただけでした。大マテイ山から松姫峠まではルートが複数あるので、若干分かりづらかったですが、鶴寝山も経由しつつ、なんとか通過、松姫峠で車道を渡り、奈良倉山を目指します。 奈良倉山から鶴峠の間は、鶴峠までバスがあるため、最も登山者の多い区間でした。鶴峠まで来た時点で15:15で、ここから三頭山までの登り返しが相当厳しく、きつかったです。殆ど日没との競争になりつつ、完全に暗くなる前に何とか三頭山山頂に到達。所要8時間。避難小屋まではヘッドライトをつけて向かいました。 この日は避難小屋には先客3名で大菩薩から来たと行ったら驚かれましたが、少し話をしつつ、夕食を食べて就寝。三頭山避難小屋はトイレもあるし、非常に清潔な小屋でした。この日は氷点下の気温だったので、体にカイロを何枚も貼って全部着込んでからシュラフに入ったのですが相当寒かったです。ただ、それでも何とか寝られたので、薄手のシュラフとカイロでもなんとかなるな、と思った次第。 翌朝5時に出発して、暗い中笹尾根を進んでいきます。槇寄山ではまだ暗く、数馬峠あたりでようやくライトが不要になった印象。笹尾根は単調ですが、早めのペースでずんずん進んでいきました。最初に人と会ったのは浅間峠の手前あたりでした。生藤山から醍醐丸・和田峠を経て陣馬山に到着したのは12時で、思ったより早くついてしまったので、このまま高尾山まで行くことにしました。陣馬山のけんちん汁は大変な具沢山でとても美味しかったです。 景信山・小仏城山を経て、高尾山に着いたのは15時。高尾山口まで一号路を下りて、総行程は58kmでした。さすがに膝にきましたが、2日とも天気はよく、充実した山行になりました。 |