雪山登山

年月2019年11月
期間二泊三日
登った山雪山東峰(3,201m)雪山主峰(3,886m)
行程行き成田(飛行機)台北(バス)台北駅(バス)宜蘭(バス)武陵農場(徒歩・車)雪山登山口
登山・雪山登山口(1:00)シチカ山荘<泊>
・シチカ山荘(1:35)雪山東峰(0:40)三六九山荘(0:50)石爆(1:00)カール(1:10)雪山主峰(0:20)カール(1:00)三六九山荘(0:40)雪山東峰(1:45)シチカ山荘<泊>
・シチカ山荘(0:40)雪山登山口
帰り雪山登山口(車)武陵農場(バス)宜蘭(タクシー)礁渓(バス)台北駅(列車)台北(飛行機)羽田
タイム10時間40分(コースタイム14時間30分)
同行者あり
宿泊 シチカ山荘
天候
温泉 礁渓温泉
コメント一昨年台湾の玉山(新高山)に登ったのですが、この山は人気が高く入山許可を取るのが大変なので外国人枠を持った代理店のツアーに参加するしかなかったのです。一方第2の高峰である雪山(次高山)はネットで個人手配が可能だとわかり、折角なので個人手配でトライすることにしました。
 一番現実的な最短プランは「台北に深夜便で着き、そのまま宜蘭・武陵農場経由で登山口でシチカ山荘泊、翌日シチカ山荘から山頂ピストン、翌々日下山して台北に戻り帰国」という夜行2泊3日(2泊は山小屋)というもの。入園許可(実質的には人数制限のある山小屋の宿泊予約)は先例を参考にネットで取れましたが、警察の入山許可は「非常時連絡先が台湾のものでないと不可」という回答で下りませんでしたので、公園管理所に照会の上、「現地申請なら多分取れる」との感触を得て現地に向かいました。

 台北〜宜蘭が1時間半、宜蘭〜武陵農場が2時間半。武陵農場のショップでガスを買い、15分歩いて武陵の警察へ。許可は日本の連絡先で問題なく取れました。さらに2時間の車道歩きで登山口へ。ただ先例に洩れず1時間歩いたところで親切な方が拾ってくれ(本当は上のコテージに行く予定が)登山口まで送ってくれました。
 登山口で許可証を提出し日本語の登山ビデオを見せられますが、これが目的の山とは違う大覇尖山の案内。でも全く気にする様子はなく、見終わったら許可証副本を返して「では行ってきな」となんともゆるい。撮影目的っぽい日本人男性1人も後で来たのですが、同じビデオを途中で見せられ終了で苦笑い。この方はスケジュールが似てるので小屋でも山頂でも会いました。
 登山口からシチカ山荘は1時間の行程ですが、シュラフ・マットに水食料と荷物が重くて往生しました。睡眠不足もあって結構キツかったです。シチカ山荘は大部屋方式の小屋で日本人ということもあって端っこを割り当ててくれました。日本人は他に5名(1名と4名)。雪山東峰までのハイキンググループ客も多いようで、結構大騒ぎのなか我々は翌日を期して18時には寝ました。

 翌日3時起き、4時発で出発。暗いのですが道はかなりわかりやすい感じです。5時半までは暗闇のなか黙々と登りましたが稜線に出るとランプは不要に。天気はとてもよく基本暑いくらいでした。雪山東峰には6:50、三六九山荘には7:40着。山荘の先に台湾野山羊を間近に目撃し興奮するなど。9:40に雪山カールに到達すると既に3500m-あるのでここからの登りが息が切れてとにかくキツい。1kmほどですが1時間以上掛けて到達。山頂からの景色は素晴らしいの一言。周囲が3000m峰だらけなのでとても雄大な景色で雲もなし。山頂でコーヒーを飲む試みはライターがダメで失敗笑。下山は比較的順調で15時にはシチカ山荘に下山したのでよかったです。
 翌朝は4時半起きで5時半下山開始。登山口まで30分。車道歩き2時間のところ、登山口まで観光に来ていたご夫婦が拾ってくれ、ほぼ歩かずに武陵農場に帰還。のんびりと9:10のバスを待ちました。