高塚山登山

年月2019年10月
期間日帰り
登った山京丸山 (1,469m)高塚山 (1,621m)
行程行き新横浜(新幹線)浜松<泊>(車)石切ゲート
登山・石切ゲート(0:20)林道分岐(1:35)1305峰(0:25)京丸山(0:40)1416峰(0:50)高塚山(0:45)1416峰(0:45)京丸山(0:30)林道(1:40)石切ゲート
帰り石切ゲート(車)浜松(新幹線)名古屋<泊>
タイム7時間30分(コースタイム8時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 浜松でライヴの予定が入ったので高塚山に登りに行く計画を立てたんですが、この夏のログがほぼないなと思って調べてみたらどうやら南赤石林道は土砂崩れがあって5月に通行止めになったらしいです。今は通れるようになったという情報が見当たらないので、川根本町に電話して聞いてみたら、今年の復旧は難しいとのこと。
 日帰りアクセスでは現状高塚山まで登るには尾呂久保集落から大札山・蕎麦粒山経由という片道6時間コースか、春野の奥にある石切ゲートから京丸山経由という片道4時間半コースしかないということになり、必然的に後者を選択することに。

 朝浜松でレンタカーを借りて、石切ゲートを目指しましたが1時間半かかり、最後の友人集落である石切から先の5kmはダートでなかなかひどい有様。途中で何度か下りて倒木を避けたりして走りました。着いてすぐにもう一台軽が来ましたが「こんなひどいところだとは」って言ってたので何となく登山者ではない気がしました。ともかく私は右のゲートを越えて林道を進みます。
 この林道を4kmほど歩くと1980年に廃村になった京丸集落に行けるのですが、20分ほど歩いたところに京丸山への登山口がありました。細い登山道を辿るとまもなく地図にない直登ルートが現れます。このルートも分かりづらいですが、登っていくと京丸集落の遺構と思われる荷運び用のワイヤーケーブルや巻取機のある一角に。さらに少し登ると上部林道(廃道)に出ます。ここから林道は延々と続いており、右に登山道はあるのですが荒れていて結果的に林道を辿った方がいいという。。林道終点からは尾根沿いの急登になり、何とか京丸山に到達。
 京丸山から高塚山の間は尾根を辿るのですが見通しは悪く、踏み跡が薄いので、コンパスをセットして地図読みの歩き方で進みました。高塚山に近づくとリボンもあてになりそうでした。京丸山から北東に下った鞍部へ下ってくると、5m前に小熊がいました。こちらの足音に驚き、南側の斜面を駆け下りていきました。こちらも驚きましたが随分長く駆け下りていく音がしたので近くに親熊はいないと判断して、先に進みました。
 上り下りを繰り返して尾根をたどること1時間半で高塚山に到着。縦走路も山頂もほぼ眺望はなかったです。時間がタイトだったので軽く休憩して京丸山へ引き返し、上部林道まで戻ったのが16:30でした。実はヘッドライトを忘れて来てしまっていたのですが、下にある登山道の取り付きまでくると17:00でかなり暗くなっていたので、地図にある登山道を辿ることにしました。
 林道をさらに進みますが、GPSで確認しても登山道は荒れていて取り付きを見つけることが出来ませんでした。やむなくこのまま林道を辿ることに。京丸集落を経由して距離は7kmほどになりますが仕方ありません。薄闇の京丸集落は無人と分かっていても通っていて不気味でした。京丸集落を抜けて立入禁止のロープを越える頃にはもう真っ暗。スマホのライトを頼りに林道を黙々と4km歩きました。石切ゲートに帰着したのが18:10で再び悪路を慎重に走ってレンタカーを返したのは20:00ギリギリでした。