和賀岳登山

年月2019年6月
期間日帰り
登った山薬師岳 (1,218m)和賀岳 (1,439m)
行程行き横浜(夜行バス)角館(車)袖川園地
登山・袖川園地(0:40)甘露水登山口(0:15)ブナ台(0:20)滝倉(0:30)倉方(0:30)薬師岳(0:25)小杉分岐(0:45)和賀岳(1:50)薬師岳(0:30)倉方(0:30)滝倉(0:30)甘露水登山口(0:40)袖川園地
帰り袖川園地(車)角館(新幹線)秋田
タイム7時間25分(コースタイム8時間5分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 かくのだて温泉
コメント 今週は昨年の和賀岳のリベンジということでスケジュールをしていたのですが、とんでもない悪天の予報で、まあでもこの時期台風じゃないし、なんとかなるだろうということで行ってきました。
 角館までは「レイク&ポート号」という横浜から田沢湖へ行く夜行バスを利用。横浜駅西口の路線バスのバス停から普通に乗るやつ初めてでした。横手・大曲を経由して角館着7:00。8時にレンタカーを借りて、和賀岳の登山口へ。まだそこまで雨は降っていませんでした。最後7kmくらいはダート道でしたが、当初目指した避難小屋まで本当は車が入れるらしかったのに、その手前の「袖川園地」に数台登山者らしき車が止まっていたので、そこに停車してしまいました。結果として登山口まで15分のはずが40分もかかるハメに。車道を歩いて実際の避難小屋で登山届を書き、甘露水登山口まで歩きます。なお、袖川園地には登山者らしき人がいたのですが、本日全行程誰にも会いませんでした。
 登山口からは比較的歩きやすい尾根へ続く登山道をいきます。薬師岳まではリボンも多くついていて、迷うことはない感じです。森の中ですが上空ではなかなかスゴイ音の風が吹いています。滝倉で沢を横断し、倉方を過ぎて少し登ると稜線に出ます。ここからの平均20mの強烈な東風がもうたまらないです。メガネが飛ばないようにフードを片手でつかみながらじりじり進みます。登山道は東側についていることが多いので、実際まっすぐ歩けない区間も結構ありました。山側に吹き付けるので滑落の懸念はあまりないのですが。
 薬師岳を過ぎ、和賀岳まで行くともうスゴイ風で記念写真どころではありませんでしたので、何枚か写真を撮って退散。この帰り道で20分ほど進んだところで、ちょっと調子がおかしくなってきました。急激に寒さを感じるようになり、足が動かなくなってきて、無理に動かすと攣ったようになるという。更に目の周りにハレーションのようなものが見えてきたので、これは低体温ぽくてヤバイと思い、風の避けられる場所で厚手のインナーを着込み、携帯食料を流し込みました。やはり強風に吹かれ続けると、体力を著しく消耗するものなのですね。その後何とか歩けるようになりましたが、ペースは上がらず、最終的に普通に下れるようになったのは強風を浴びなくなった倉方を過ぎてからでした。
 結果的になかなかタフな登山になりましたし、ここまで濡れてしまう雨具はもう限界だろうとも思ったので新しいのを買おうと思います。