御正体山縦走

年月2001年1月
期間日帰り
登った山石割山  (1,413m)奥ノ岳  (1,371m)
中岳   (1,411m)前ノ岳  (1,471m)
御正体山 (1,682m)
行程行き武蔵中原(列車)立川(列車)大月(列車)富士吉田(バス)平野
登山・平野(0:35)石割神社(0:10)石割山(0:30)山伏峠分岐(0:10)奥ノ岳(0:20)中岳(0:15)前ノ岳(0:25)御正体山(0:10)峰宮跡(0:55)御正体入口バス停
帰り御正体入口(バス)都留市(列車)大月(列車)立川(列車)武蔵小杉
タイム3時間25分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 今回は御正体山を目指しました。南から登る場合は、山伏峠から登る人が多いのですが、ここから登っては面白味がないので、先に石割山に登って縦走することにしたのでした。結果的にはこれは正解でした。
 石割山への登山道は実質石割神社の参道になっており、鳥居をくぐると403段の石段を登るハメになりました。しかも一段一歩で上がれない中途半端な石段で、登れば登るほど急になっていくという・・。ここで結構体力を消耗しました。ここからは比較的ゆるやかな登りの山道は神社のある八合目まで続いています。神社を過ぎると道が急に悪くなり、急なのぼりを詰めて頂上。
 この頂上の景色には流石に圧倒されました。遮るものが何一つなく眼前に富士山が聳え、左手に山中湖、右手には南ア連峰がこれまた遮るものなく雪の頂を見せているという・・。考えてみれば、ここまでパーフェクトな状況で富士山を見たことがなかったせいかも知れません。ちょっと感動しました。
 ここから先の尾根道は起伏は激しいですが、比較的歩きやすい道。途中背の高い笹を掻き分けて進む場所もありますが、迷うことはなかったです。逆に御正体山からの下りは落ち葉が堆積して足元の状態が分からない場所が多く、往生しました。それでなくても急な下りなので、滑ると大変です。
 御正体山までのコースタイムは多分5時間程度のはずですが、二時間半で辿りつきました。話に来ていた通り、頂上の展望はなし。やはり石割山から登ったのは正解でした。
 御正体山は名前を見たときから妙に気になる山だったのですが、下山後に登山口に書かれていた看板で思い出しました。この山は妙心法師が入定して即身仏になったという山だったのです。その上人堂は峰宮跡から分岐する別の登山路(鹿留林道への道)の途中にあることが地図に示されていました。下山してから気づいても、もう遅い・・。