愛鷹連峰縦走

年月2001年1月
期間日帰り
登った山越前岳  (1,504m)呼子岳  (1,313m)
鋸岳   (1,296m)位牌岳  (1,457m)
袴腰岳  (1,248m)愛鷹山  (1,188m)
行程行き西焼津(列車)静岡(列車)沼津(タクシー)十里木
登山・十里木(0:55)越前岳(0:20)呼子岳(1:10・鋸岳)位牌岳(0:20)袴腰岳(0:35)愛鷹山(0:45)愛鷹CC(0:50)柳沢入口
帰り柳沢入口(バス)沼津(列車)三島(列車)新横浜(列車)菊名(列車)武蔵小杉
タイム4時間55分(コースタイム9時間50分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 21世紀最初の山行は、かみさんの実家が静岡であることを利用して、富士山の南の愛鷹連峰を縦走してきました。
 愛鷹連峰は富士山より歴史の古い火山で、有史以前は富士山のような美しい山で富士山よりも高かったと言われています。大規模な噴火により半分から上が吹き飛ばされて、現在の複数の山になってしまったとのこと。
 正月でしたが幸い雪もなく順調に歩けました。このルートのコースタイムは10時間なのですが、5時間で走破しました。越前岳・呼子岳そして愛鷹山からは美しい富士山を眺めることが出来ました。同じ日に登っている人も十名程度はいたようです。
 この縦走路で最大の難路と言われる鋸岳越えですが、呼子岳から少し行った割石峠と反対側の位牌岳山頂に看板が立てられていました。曰く、「平成十年秋の長雨でここから鋸岳に掛けての登山路は崩壊がひどく大変危険です。立入りはご遠慮ください」。内容を見る限り数年前に立てられたもののようですが、実際に看板を無視して先に進んでみると、それほど崩れた様子もないし、慎重に歩けば大丈夫という感じでした。確かに鎖場だらけの道でしたが、鎖も傷んでないようです。落ちたらまっさかさま、という高度感のある鎖場が2箇所ほどあり、ここは流石に緊張しました。雪があったら確かに危険そうです。
 登山路の特徴は、全体として石が少ないことと、ササに埋もれたようになっている道が多かったことです。特に袴腰岳から愛鷹山へ詰めるところなどは、完全にササを掻き分けて進んでいました。
 柳沢まで下山すると、なんと正月ダイヤでバスは一日一本だけ。更に10分歩いて柳沢入口なるバス停から乗りました。