後立山縦走

年月2017年9月
期間二泊三日
登った山白馬岳 (2,932m)雪倉岳 (2,611m)
朝日岳 (2,418m)イブリ山(1,791m)
行程行き竹橋(夜行バス)猿倉
登山・猿倉(1:00)白馬尻小屋(3:30)避難小屋(1:00)頂上宿舎(0:20)白馬山荘(0:15)白馬岳(0:10)白馬山荘<泊>
・白馬山荘(0:15)白馬岳(0:20)三国境(0:20)蓮華温泉分岐(0:35)避難小屋(0:25)雪倉岳(1:20)水平道分岐(1:05)朝日岳(0:25)朝日小屋<泊>
・朝日小屋(0:50)イブリ山(0:45)五合目(0:50)北又小屋
帰り北又小屋(タクシー)小川温泉(タクシー)泊(列車)糸魚川(新幹線)東京
タイム13時間25分(コースタイム18時間)
同行者一部あり
宿泊 白馬山荘・朝日小屋
天候
温泉 小川温泉
コメント 白馬岳は2000年に登って以来だったのですが、雪倉岳への縦走ルートを検討しているときに雪渓を登りたい知合いがいたので、登りを猿倉からの雪渓ルートとし、その先で分かれて1人で朝日岳まで縦走するプランとしました。
 白馬岳までは三人で登ったのですが、既にかなり秋道になっていて、雪渓自体は数百m程度でした。折から台風が本州縦断という予報が出ていて、天候が危ぶまれたものの、結果からいうと翌日昼まで天気はもちました。白馬岳山頂からは杓子岳、白馬鑓ヶ岳は勿論、立山・剱も眼前に、遠方に槍ヶ岳まで望めましたから、大いに満足でした。台風接近の影響で白馬山荘の宿泊者は50名ほどで、部屋も余裕を持って使わせて貰えました。
 翌日は朝5時に出て同行者2人は三国境から栂池へ下山、私は朝日岳への縦走路を行きました。午後は確実に天気が崩れるという予報の中、北上していたのは私の他には一人だけでした。幸い雪倉岳や朝日岳でも眺望は得られ、雨に降られたのは朝日岳取り付きと、朝日小屋がへの下山時だけでした。雪倉岳では雷鳥の群れも見かけました。朝日小屋着は11時。
 この小屋のおかみさんは非常にホスピタリティの高い方で感心しました。この日の宿泊者は2名のみ。夕食には富山名物が並び、とても美味しかったです。
 台風はこの日の午後に上陸し、午前3時に富山湾を通過。朝日小屋はほぼ直撃ルートだったので、雨風がうるさくてよく眠れませんでした。栂海新道を南下し朝日岳山頂で会った若者がテント泊していたのですが、暴風雨でテントが耐えられずに避難してきたようです。
 下山は北又にしてタクシーを頼んだのですが、雨風強くて出発を6時に遅らせ、2時間半ほどで下山しました。北又小屋の沢釣りグループとタクシーをシェアし、小川温泉で汗を流して泊から糸魚川経由で帰京しました