笊ヶ岳登山

年月2017年8月
期間日帰り
登った山笊ヶ岳 (2,629m)
行程行き新横浜(新幹線)静岡(バス)畑薙第一ダム(バス)椹島<泊>
登山・椹島(0:10)登山口(2:10)標柱(1:30)上倉沢(0:55)分岐(0:30)笊ヶ岳(0:15)分岐(0:30)上倉沢(1:20)標柱(1:25)登山口(0:10)椹島
帰り椹島(バス)畑薙第一ダム(バス)静岡(新幹線)新横浜
タイム8時間55分(コースタイム13時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 笊ヶ岳はどのルートを使ってもアプローチが長く、後回しになっていましたが、南アルプス200名山の最後に登りに行ってきました。ルートは椹島からのピストンで、トラバースルートでやや難しいという話でした。そもそも椹島へ行く方法は公共交通機関では静鉄のジャストラインが1日1本あるのみなので、往復10時間以上かかる笊ヶ岳に行くには二連泊が必要になります。そこで金曜日に椹島に入り、土曜日に登って日曜日に帰る計画にしました。
 土曜日は4:00に起き、4:20に椹島を出て4:30から登り始めました。ライトが不要になったのが5:00。同じ部屋に笊ヶ岳を目指すヒトがいて、ちょうど薙を通るあたりで追いついてきて先に進んで行きました。その後しばらくして1人下山してきましたが、どうやら標柱から引き返してきた模様。標柱までは標準3時間ですが、そこに「笊ヶ岳まで270分」と書かれていて、特に天気が悪いと心を折られる場合もあるようです。その後は先行した彼と最後の登りにですれ違っただけのほぼ一人旅で、他には誰にも会わなかったので、結果的に椹島からの登山者はこの日は2人だけだったようです。標柱に着いたところで朝食のおむすびを一つ食べ、いよいよトラバースルートに入ります。ポイントは道の目印がちゃんとあるかでしたが、トラバースだと分かっているので道はかなり明確でした。沢の渡渉点や上り下りのポイントにはちゃんと目印があります。渡る沢は確かに6つで、上部に滝の見える沢が3つ目になります。確かに登り返しは多くなりますが特段キツイという印象はありませんでした。だいぶん慣れてしまったのかも。
 上倉沢の広い河原の取り付きが分かりにくいとガイドにも書かれていましたが、向かいの巨大な岩に大きくペンキで丸が描かれており、すぐ分かりました。戻りは確かに知らないと取り付きが分かりにくいかも知れません。その先の涸沢をずっと詰めていき、最後にジグザグの登りで椹島下降点。ここから尾根の登りでひとしきり汗をかけば山頂です。森の中を進んでいた5〜7時頃は上空ですごい風がふいており、雨も落ちて来ていましたが、最後の稜線以降雨も風もありませんでした。ただし山頂は真っ白で展望なしは残念。
 帰りも忠実にルートを辿り、比較的順調に帰りつきました。これくらい踏まれて目印もあればバリエーションルートとはもう言えないかも知れないですね