飯豊連峰縦走

年月2015年7月
期間一泊二日
登った山門内岳 (1,887m)北股岳 (2,025m)
梅花皮岳(2,000m)烏帽子岳(2,017m)
大日岳 (2,128m)駒形山 (2,038m)
飯豊本山(2,105m)三国岳 (1,644m)
疣岩山 (1,654m)
行程行き新横浜(新幹線)東京(新幹線)米沢(列車)小国(バス)飯豊山荘
登山・飯豊山荘(1:30)湯沢峰(1:50)梶川峰(0:35)扇ノ地紙(0:20)門内小屋(0:55)北股岳(0:20)梅花皮小屋(0:40)烏帽子岳(2:00)御西小屋<泊>
・御西小屋(0:55)大日岳(0:45)御西小屋(1:00)飯豊本山(0:10)本山小屋(1:10)切合小屋(1:15)三国小屋(0:30)疣岩岳(0:55)上ノ越(0:50)祓川山荘
帰り祓川山荘(車)新潟<泊>(新幹線)東京
タイム15時間40分(コースタイム25時間20分)
同行者なし
宿泊 御西小屋
天候
温泉 かのせ温泉
コメント いよいよ百名山最後の一座になりました。何年か前から一泊二日で飯豊山荘〜石ころび沢〜御西小屋(泊)〜大日岳往復〜飯豊本山〜ダイグラ尾根〜飯豊山荘という計画は考えていたのですが、いざ今年は行くぞ、となって地図を取り寄せてみると、とてもそんな生易しいものではないことがわかり、急遽計画を変更して飯豊山荘〜石ころび沢〜梅花皮小屋(泊)〜御西小屋〜大日岳往復〜飯豊本山〜本山小屋(泊)〜ダイグラ尾根〜飯豊山荘として出発しました。飯豊山荘には到着したのですが、翌日の天候は必ずしも良くなくピッケルも持参しなかったので、逡巡した結果、石ころび沢はやめて、梶川尾根を登って確実に登頂できる方を選んだ次第。
 梶川尾根は取り付きから1時間がとにかく急で、ブナ立て尾根を彷彿とする感じでした。それでも地道に高度を上げていき、梶川尾根から先は緩やかな尾根に。ただ、雨は降らないものの強烈な横風が吹き続け、吹き飛ばされそうになりながら門内小屋に到着。
 ひたすら西からの横風に吹かれ続けるも、何とか門内岳・北股岳を経由して梅花皮小屋へ到着。着いたのは12時過ぎだったので、小屋主に「今日はずっとこんな天気ですか」と問うと「風は少し弱まるだろうし、雨がないから楽だよ。次の小屋も行こうと思えば行ける」という返事だったので、軽く休憩して御西小屋を目指すことに。ここまで既に6時間歩いているのに、4時間先の小屋まで行くのは結構厳しい話ですが、翌日が楽になるかと考えた次第。
 風は烏帽子岳を越えるまで吹き続け、その後も尾根を西に巻くたびに吹かれました。この区間では雪渓をあるく箇所も結構あり、滑らないように気を使います。この時間でも10名以上とすれ違いつつ、15:10に御西小屋着。
 この小屋は生活だけど、水場が遠いし、一泊2000円で梅花皮小屋より500円高いので、無理せずに梅花皮小屋泊まりでよかったのでは、と思ったりもしましたが、初日にここまで足を伸ばしたお陰で翌日のスケジュールが大幅に変わることになりました。この小屋は南の大日杉・弥平四郎小屋から登ってくる登山者のうち。最も健脚なヒト達が到達する小屋だったので、話しているうちに弥平四郎小屋から登ってきた新潟の方が「一緒に下山したら近くの駅まで送りますよ」と言ってくれたのです。その方法ならば門内岳〜三国岳までの主稜縦走が果たせることになりますので、是非にとお願いし、一泊二日で大縦走をやることになったわけです。
 翌朝は4:30に起きてガスの中を大日岳まで往復し、飯豊本山〜本山小屋〜切合小屋〜三国小屋と走破しましたが、とにかくヘビーでした。百名山走破の記念写真は結局飯豊本山で撮りました。新潟の登山者の方とは三国小屋で待ち合わせて一緒に下山し、最後は温泉経由で新潟まで送って頂いたので大感謝です。充実した山行になりました。