能郷白山登山

年月2014年11月
期間日帰り
登った山能郷白山(1,617m)
行程行き東京(バス)名古屋(列車)大垣(列車)樽見(車)能郷谷
登山・能郷谷車止(0:45)登山口(2:50)山頂(1:50)登山口(0:45)能郷谷車止
帰り能郷谷(車)樽見(列車)大垣(列車)名古屋(新幹線)新横浜
タイム6時間10分(コースタイム7時間40分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 うすずみ温泉
コメント 能郷白山はアプローチが悪いので、なかなか行けないでいた山でしたが、夜行バス・JR・樽見鉄道を乗り継いで行ってきました。最初は樽見駅にはタクシーくらいいるだろうと思っていたのですが、実際調べてみると無人駅らしく、とても不安になったので、事前にタクシーを予約しました(これは正解)。
 東京を出発する段階で天気が悪いことはわかっていましたが、予想通りの雨模様。樽見駅でタクシーに乗り能郷谷に向かいますが、タクシーの運転手さんの説明で、能郷谷の登山口までは車が入れず手前から歩くことになると知ります。片道40分程度だとのことで、当初予定にプラス1時間の7時間後に迎えにきて貰うことにしました。車止めには「私有地により立入禁止」の文字、そのゲートの横を進みますが、ここから先に車が入れないことはよくわかりました。この5年で台風などによる土砂崩れと崩落でひどい有様です。今後も整備されることはないんでしょうね。ハイペースでも45分かかって登山道入口に到着。
 登山道にある案内板も落ちてしまってボロボロでした。ここから山に入っていきますが、結構な急坂が続きます。尾根に出るまで約30分、その先も何か所も急坂がありますが、道は分かりにくくはないです。後半は単調な尾根道が続きますが、天候が悪いので前山も見えず、淡々と歩を運ぶのみとなりました。それでも途中で5箇所の案内板があるので、目安にはなります。風が弱かったのが幸いでした。

 山頂近くで道が分岐しており、直進すると神社に辿りつきます。完全に閉じられており、中を見ることはできませんでしたが、ここまで来ると風も行く分強くなってきたので、社の陰で昼食を取り、山頂を目指します。
 山頂に到着した直後に反対の温水峠から来た登山者がやってきました。今日は温水峠からの登山者もそのヒトだけだったので、すごいタイミングの良さだったと言えます。・・・それにしても、山頂には一等三角点と謎の柱があるだけで、山の名前を示す標識などはなくなっていました。一等三角点があるので、間違いはないのですが、なんだかさみしい感じです。
 下山はそのまま往路を戻りますが、急坂が非常に滑りやすく、かなり焦りました。

 このあたりは熊も人里に下りてきているという話を運転手さんがしていて、行きにはサルが普通に車道を横切っているのをみたのですが、帰りの車道歩きで30分ほど歩いたところで、すぐ横の草むらから「ガサガサッ」と遠くへ逃げていく物音にびっくりしました。明らかに鳥の音ではありませんでしたが、何だったのか・・・。