浅間山登山

年月2014年5月
期間日帰り
登った山前掛山(2,524m)
行程行き東京(新幹線)佐久平(バス)高峰高原
登山・高峰高原(0:45)草すべり分岐(0:20)湯ノ平口(0:15)前掛山登山口(0:50)シェルター(0:15)前掛山(0:10)シェルター(0:30)湯ノ平口(0:55)浅間山荘(0:50)バス停
帰り・浅間山登山口(バス)佐久平(新幹線)東京
タイム4時間50分(コースタイム8時間40分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 天狗温泉(浅間山荘)
コメント 100名山は残り3座となっておりましたが、唯一日帰りが可能な浅間山へ行ってきました。この山は活火山なので火山活動が活発になると登山区域が制限されてしまうのですが、ここ数年は警戒レベル1を継続しており、火口に最も近い前掛山の山頂まで行けます。10年前とか確か警戒レベル3で黒斑山までしか登れなかったんですよね・・。
 佐久平駅から高峰温泉行きバスに乗って約1時間で高峰高原着。登りはじめがほぼ10時で帰りのバスは16:19であることを考えると実質6時間しかありません。単純なピークハンドでも8時間かかるルートですから、黒斑山方面の縦走路は時間を見て考えることにしました。高峰高原からだと表コースと中コースの2つがありますが、行きは表コースの利用者が圧倒的に多く、中コースはほぼ一人旅状態でした。残雪も少しあり、ぬかるんで歩きにくい箇所がありました。
 トーミの頭まで来ると浅間山が大きく視界に入りますが、この先も長いので、まずは草すべりルートで直接アプローチすることにします。浅間山は外輪と内輪があるので、登って下って登ることになるわけですが、この草すべりが本当に急でしたね。ただ下りはある程度ペースを上げられるので、ここを約20分で下って前掛山登山口へ回ります。ただ、ここからの登りが砂地のガレ場でペースが上がらず、風も強くなってきて結構きつかったですね。
 立入禁止看板まで来た時にはかなりヘロヘロになっていましたが、ここから前掛山までは踏みやすい道なので、ペースは回復しました。それにしても「立入禁止に反すると法律で罰せられます」まで書いてあるんですね・・。私もいい大人なので無茶はしませんが。前掛山山頂は浅間山山頂より40m程度低いだけで2,500m以上ありますし、目の前がすぐ浅間山なのでなかなかいい気分です。
 もともとは縦走ルートか来たルートを辿って、高峰高原へ戻る予定だったのですが、最低でも1時間の直登があり、結構時間を稼いだつもりでも縦走はきつくて、ピストンでもギリギリという状態。一方、登っている間に地図を見て気付いたのですが、湯の平から南へ下ると浅間山荘があり、温泉に入れると書いてありました。もともと浅間山では温泉には入れず、佐久平でもタクシーで移動しないと日帰り温泉がないのです。湯の平から高峰温泉まで2時間余り、浅間山荘まで1時間半。いろいろ考えた結果、浅間山荘へ下ることにしました。
 浅間山荘まではだらだらと下りで何とか55分で。これで温泉に入る時間をかせぐことができました。浅間山荘からバス停までは1時間の車道歩きがあったんですけどね・・。