和名倉山登山

年月2006年5月
期間日帰り
登った山東仙波  (2,003m)和名倉山 (2,036m)
行程行き横浜(車)三ノ瀬<泊>
登山・三ノ瀬(1:10)牛王院平(1:05)東仙波(1:10)和名倉山(1:10)東仙波(0:55)山の神土(0:15)将監小屋(0:55)三ノ瀬
帰り三ノ瀬(車)横浜
タイム6時間40分(コースタイム11時間50分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 小菅の湯
コメント 奥秩父は久しぶりですが、ここには従来から登れていない山がありました。それが和名倉山(白石山)です。この山は二百名山に選ばれている山ですが、5年前に買った初心者向けの奥秩父の地図には「踏み跡あり」という表示だけで登山道が記されていませんでした。それ位奥秩父では「深い」山だったのです。しかし、ここ数年登る人も増えてきて随分歩きやすくなったとのことで、今回思い切って行って来ました。
 ただし、日帰りでこなそうとすると12時間近くかかることになっており、結局横浜からかみさん運転のレンタカーにて登山口のある三ノ瀬の民宿まで行き一泊し、翌日ピストンすることにしたのでした。三ノ瀬というのは塩山から一時間強の高原に位置する場所で、民宿が数軒ありますが、自動販売機もないところでした。
 民宿「みはらし」で一泊し、翌朝4:45に登山を開始。歩きやすい林道が将監小屋まで続いているようですが、途中に牛王院平へ直登する七ツ石尾根の分岐があったので、そちらを登りました。思った以上の急坂を登りつめると一時間余りで牛王院平。ここに首輪をつけた犬がうろついているのを見て吃驚しました。周りに全く人がいないのにどこから来たんだろうと思っていましたが、暫くして将監峠の方へ姿を消しました。あとで将監小屋で聞いてみたら、犬を二頭飼っているとのことです。
 さて、西に三分歩いた「山の神土」に和名倉への分岐があります。この先も意外なほど道は踏まれていて、目印のリボンもかなりついていました。歩きにくい箇所もありますが、迷うことはなさそうです。西仙波までの道は笹が多い上に山腹についた道は谷側に傾いていて、滑らないように気を遣いました。西仙波から東仙波へ登り返すと広めの山頂からは富士山も望めました。
 東仙波から先の道は最初の下りで慎重にリボンを辿ると、あとはかなり分かりやすいです。事前に「最後に右折するのを忘れるな」という知識は得ていましたので、正面に「←二ノ瀬尾根」の看板に行き当たったときに右手を見ると、右手にリボンが点々とついているのが見えたのでそこで右折し、深い樹林帯の中を進むと視界の全くない山頂に到着。ここまで休憩込みで3時間半です。
 結構順調に登ってきたのですが、流石に久しぶりのパワートレッキングで少し足にきたので、戻りは少しペースを落とし、将監小屋を経由して下山しました。下山が早すぎて、携帯の通じない場所だけに、迎えの車を3時間近く待つ羽目になりましたが、懸案の山に昇ることができて満足でした。