年月 | 2006年3月 | |
期間 | 日帰り | |
登った山 | 由布岳 (1,582m) | |
行程 | 行き | 東京(飛行機)大分(車)湯布院<泊> |
登山 | ・西口登山口(1:00)合野越(1:20)マタエ(0:10)由布岳東峰(1:00)合野越(0:20)正面登山口 | |
帰り | 正面登山口(車)別府<泊>(車)大分空港(飛行機)東京 | |
タイム | 3時間50分(コースタイム4時間10分) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | − | |
天候 | ||
温泉 | 別府温泉 | |
コメント | 今年最初の登山です。昨年同時期に四国へ行き、大雪に喘いだので、今年は九州へ向かいました。以前から3月の九州は雪もなく快適な登山が楽しめたからでしたが、今年は裏切られました。 前日に湯布院に入り、名宿で英気を養ったのですが、翌日の朝は雪が舞う天気でした。この季節に雪はやはりかなり珍しいらしいのですが、数日前からこの天気らしく、由布岳は真っ白になっていました。 月曜日ということもあって、西口からの登山者は他にはおらず、雪の舞う山道を地道に詰めていくと、草木のない広々とした荒地に出ます。そこから、奥武蔵を思い出すような急坂を登ると、左手に細々とした道が伸びていますが、そこが正面登山口との合流点になっているようで、一度小さいケルンを見落として、通り過ぎてしまいました。そこから2分で合野越。 ここから先はほぼ雪道でした。意外とペースがあがらず、予定よりかなり時間がかかって東・西峰の分岐であるマタエに到着しました。気温は氷点下6度、軍手だけの手がかじかんでキツイくらいの寒さです。 由布岳には西峰・東峰があり、西峰の方が1mだけ高いのでまず西峰に向かいました。が、ここから先は鎖場の連続、通常ならば全く問題ないのですが、今回は鎖が半分凍って岩に貼りついた状態になっており、足場も雪で不安定。何とか2つの鎖場を剥がして登り、障子岩に取り付いて更に2つの鎖をよじ登りましたが、既に指の感覚がなく、その先の真横に伸びる鎖を見て「この足場とこの手では流石にあぶない」と判断し、西峰は諦めることにしました(引き返すのも結構大変でした)。 東峰には鎖がなかったのですが、凍てついた山頂では長居もままならず。当初は東口への下山を予定していたのですが、東口への下山道も鎖場があるため、結局正面登山口へ下山しました。思ったより大変な登山でした。ただ、至る所霧氷だらけで、きれいでしたけどね。 |