年月 | 2005年9月 | |
期間 | 日帰り | |
登った山 | 斜里岳 (1,547m) | |
行程 | 行き | 斜里(車)豊里 |
登山 | ・三井登山口(0:50)2500m標識(0:30)がま岩(0:55)斜里岳(0:25)上二股(0:50)下二俣(0:30)清岳荘 | |
帰り | 清岳荘(車)清里(車)阿寒湖 | |
タイム | 4時間(コースタイム6時間20分) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | − | |
天候 | ||
温泉 | 清里温泉(緑清荘) | |
コメント | 羅臼岳から1日置いて次は斜里岳を目指しました。この山もほぼ全ての人が清里の登山口から旧道と新道を往復のどちらかに使いつつピストンする山なのですが、実はもう一つ登山道があります。私はこだわってこの三井コースと言われる登山道を登りに使ってみました。登山道までのダートの道は結構長くて、途中にエゾシカ除けのゲートまである念の入り様。流石にアプローチの悪さもあってか、最後にここから登った人は十日前でした。 この登山道も迷いはしませんが、道はかなり厳しいです。また熊の遭遇確率も高いと言われているので、登っていても緊張します。参ったのは、笹の藪漕ぎ道が30分も続くことです。登山中は雨は降らなかったのですが、前日夜に雨が降ったので、レインコートなしには通過できないほどの状態でした。その先には「絶対下りたくない」と思うほどのドロドロの急坂の連続。これほど「下りたくない」と思ったのは谷川岳の中ゴー尾根以来ですかね。その後もちょっとした痩せ尾根と鎖場があり、思ったよりもタフな印象のコースでした。山頂は真っ白で景色は望めませんでした。 下山時は清里に下りたのですが、天候には恵まれなかったので、新道(稜線コース)よりも旧道(沢下りコース)を取ることにしました。この沢下りコースもなかなかスリリングでした。それにしても、これだけ豪華な滝が惜しげもなく連続する登山道は珍しいと思います。滝沿いの岩場は滑り易く、高妻山の下山を思い出しました。下二股を過ぎても渡渉につぐ渡渉で靴が濡れますが、まあこれはやむをえないでしょう。それだけの価値はあるコースだと思いました。下山時刻を15時と伝えていたのですが、実際には13時すぎには下山してしまい、下山して間もなく雨が降り出しましたので、寒さに震えながら迎えを待つことになりました。 |