雁ヶ腹摺山登山

年月2025年12月
期間日帰り
登った山雁ヶ腹摺山(1,874m)大樺ノ頭(1,777m)
泣坂ノ頭(1,421m)水無山(1,139m)
行程行き新横浜(列車)八王子(列車)大月(バス)遅能戸
登山・遅能戸(0:30)金山鉱泉跡(1:10)金山峠(1:20)上部林道(1:10)雁ヶ腹摺山(0:40)大樺ノ頭(2:00)泣坂ノ頭(0:20)大峰(0:50)水無山(1:10)上和田(0:30)オモレ
帰りオモレ(バス)猿橋(列車)高尾(列車)八王子(列車)新横浜
タイム9時間40分(コースタイム不明)
同行者なし
宿泊
天候
温泉
コメント 山梨百名山も残り6座まで来ていましたが、今年行けるのはもうここくらいだろうということで雁ヶ腹摺山へ。これまでの山は鳳凰を除いて全て公共交通機関でアプローチしており、今回も同様で考えると遅能戸バス停から登る必要があるとの結論。当初は下山は(1)遅能戸へ戻る(2)大峠に下山してハマイバ前まで2時間歩く(3)大峠から黒岳に登り返して天目山温泉へ下山の3パターンを考えていたのですが、直前になって楢ノ木尾根の存在を知り、この尾根を下りてみることにしました。
 大月から西奥山行のバスには私一人だったので「どの山に登られますか」と行先を聞かれました。遅能戸で下山して、金山鉱泉まで歩いていると、タクシーが1台追い抜いていき、果たして登山口に先客が1人いました。私よりは健脚だったので先に行ってもらったのですが、道間違いや姥子山に寄った関係もあり、このあと3回ほど会いました。このルートは基本尾根通しですが、少し巻き道もあるようで、しかしダイレクトに登り続けました。金山峠を過ぎて林道に出たあたりで、相当体力を消費していたので、雁ヶ腹摺山までのペースはかなりゆっくりになりました。
 雁ヶ腹摺山山頂は10名弱のヒトがいたようですが、私はおむすびを1つ食べて先を進みました。大樺ノ頭までは踏み跡は明瞭でしたが、その先は尾根通しながらもあまり踏み跡を意識しない形で歩きました。歩きやすい尾根もありますが、細尾根や下りの分かりにくい分岐も複数あり、結構気を抜けない感じでした。泣坂ノ頭に着いたのが15時で、このペースでは下山が日没後になるけど、当初想定していた浅川の下山口がどういう状態かわからず、早めに下山した方が無難ではないかと考え、途中の水無山から上和田に下山することにしました。大峰の下り尾根もわかりづらくて少し手間取りましたね。
水無山からの下りルートも分岐の案内が倒されており、登山道としてはかなり心細い状態。落ち葉が多いこともありますが、踏み跡は非常に薄くて藪尾根の要領で下りました。徐々に薄暗くなってくるし、傾斜が恐ろしく急な箇所があるしで、なかなか苦労。あと10分くらいで林道に下りれそうというあたりで完全に暗くなってヘッ電つけました。なんとか下っていくと給水設備のような建物の上に出たので、左に回り込んで段差のないところで下り、この設備に繋がる道を辿って下山。下山は17時すぎだったのに完全に真っ暗です。バスまで1時間以上あるのにかなり冷え込んできたので、そのまま待つよりはとバス停3つ分歩きました。