櫛ヶ峯登山

年月2025年10月
期間日帰り
登った山櫛ヶ峯(1,517m)
行程行き上野(夜行バス)青森(車)猿倉温泉
登山・猿倉温泉(1:00)矢櫃橋(1:30)櫛ヶ峯入口(1:00)櫛ヶ峯(1:00)櫛ヶ峯入口(1:30)矢櫃橋(0:50)猿倉温泉
帰り猿倉温泉(車)谷地温泉<泊>(車)新青森(新幹線)東京
タイム6時間50分(コースタイム10時間30分)
同行者なし
宿泊
天候
温泉 谷地温泉
コメント 谷地温泉は日本三秘湯の一つと言われており、以前八甲田山に登ったときは立ち寄りもできなかったので気になっていました。ですので比較的早い段階で予約をし、温泉がメインで青森を目指しました。折角なので登山も、ということで物色したところ、南八甲田が目に留まりました。このエリアは足を踏み入れたことがないので、この機会に行ってみようと考えた次第。ただ時期的にクマの出没が増えて問題になっており、私は里山でなければ熊はヒトを避けるという考えなのですが、検討した結果、本州で初めて鈴2つ+クマスプレーを持参することにしたのでした。
 上野からの夜行バスで青森駅に着くとすぐにレンタカーを借り出し、猿倉温泉へ向かいました。ただこの日は午後の天気がかなり悪い予報で、登山口にも他に車は1台のみ。登り始めて1時間もすると雨が降り出してきました。櫛ヶ峯入口あたりまでは登山道はかなり平坦で明瞭でしたが、そこからはひどい笹被りの登りとなり、悪天候の中かなり厳しい登山になりました。笹が見えないだけならまだしも、足元は洗掘された道で歩きづらさが半端なかったです。
 なんとか櫛ヶ峯山頂に到達しましたが、大雨で視界も限られ、すぐに下山開始。笹被りの下山は本当にきつくて、足元が見えないのに滑りやすく、尻もちをつかずに進むのが難しいほど。辛うじて4〜5回コケるだけで済みました。行きのルートを淡々を引き返して何とか下山。この天気ではクマも活動していなかったようですね。
 谷地温泉で一泊後、翌日は前回スルーした田茂萢岳でも、と思いましたが、悪天候でロープウェイが運休。やむなく八甲田山雪中行軍の史跡を車で回りました。この日から気温が急激に下がり、数日後に初雪が降りましたので、悪天候とは言え、八甲田山秋登山のラストチャンスだったのかもしれません。