年月 | 2023年12月 | |
期間 | 日帰り | |
登った山 | 篠井山 (1,394m)下十枚山(1,732m) 十枚山 (1,726m) | |
行程 | 行き | 横浜(列車)辻堂(列車)熱海(列車)富士(列車)身延(バス)身延山<泊>(バス)身延(タクシー)龍徳寺 |
登山 | ・龍徳寺(0:15)旧登山口(2:45)篠井山(1:00)剣抜大洞林道(2:20)下十枚山(0:35)十枚山(1:35)六郎木 | |
帰り | 六郎木(バス)妙見下(バス)新静岡(徒歩)静岡(新幹線)新横浜 | |
タイム | 8時間30分(コースタイム不明) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | − | |
天候 | ![]() ![]() | |
温泉 | bijinyu | |
コメント | 山梨百名山も80座近く登ってきましたが、山梨県の峡南地域で唯一残っているのが篠井山で、いろいろ調べているうちに廃道の御堂口ルートと、下十枚山の東稜(月夜ノ段と呼ばれ、笹漕ぎの難所)をつなげるといい感じになるということが分かったので、行ってきました。前日は昨年宿泊してよかった身延山の宿坊の一つ、山本坊に前泊し、翌朝に身延駅からタクシーで登山口まで行くという計画。 翌朝バスで身延駅に戻ってみると、タクシーが一台もいなくてちょっと焦りましたが、10分ほど待って1台戻ってきたので、これで登山口近くのお寺まで行きました(8,000円)。そこから登山口に向けて車道を歩いていると、通りの家から「そっちにもう登山道はないので迷わないでよ」と声を掛けられました。廃道になっていて標識も全部倒してあるから、だそうです。実際取り付いてみると、荒れまくってはいるものの、辿れないほどではありませんでした。それでも上部でトラバースになるところから怪しくなり、結局尾根ルートを取ったのですが、これがかなり厳しくて、木の根や岩などのつかむものがない急斜面にぶち当たって二ヶ所ほど冷や汗をかきました。それでも何とか登り切って、山頂に向かうと先客2名。富士山を眺めながら休憩して、月夜の段方面に下りました。ここは純粋なバリエーションだと思っていたのですが、途中までは奥山温泉からの周回ルートであったようで、リボンがついていました。途中でトラバースに分かれて廃林道に着地、しばらく歩くと剣抜大洞林道に出ました。 ここから正面に取り付いて緩い斜面をトラバースしていくと、月夜の段に突入。なにぶん傾斜が緩いし、藪もなくて実は大したことないなと思っていたら、最後の稜線を登る部分で激笹薮になり、ネマガリのようなかなり固い竹も混ざっていたので、ものすごく体力を消耗しました。1時間以上格闘して何とか安倍奥縦走路に出ると、あとは快適な尾根歩きでした。十枚山から直登ルートを下山し、六郎木までは一時間半ほどでした。安倍線の最終バスで美人湯まで行って汗を流し、新静岡でさわやかに寄って帰りました。 |