年月 | 2023年10月 | |
期間 | 二泊三日 | |
登った山 | 諸沢山 (1,750m)不動岳(2,172m) 六呂場山(1,747m)矢筈山 (1,438m) | |
行程 | 行き | 新横浜(新幹線)静岡<泊>(列車)金谷(列車)家山(バス)千頭(バス)寸又峡温泉 |
登山 | ・寸又峡温泉(2:00)千頭ダム(0:20)天地第一吊橋(1:45)上西河内(1:30)諸沢山南取付(1:30)1250m地点<泊> ・1250m地点(1:30)諸沢山(2:15)諸沢山南取付(1:15)無想吊橋(0:40)逆河内(4:15)1800m地点<泊> ・1800m地点(1:40)不動岳(2:15)六呂場山(0:30)六呂場峠(1:30)矢筈山(2:00)ゲート(2:00)水窪ダム | |
帰り | 水窪ダム(タクシー)水窪駅(列車)豊橋(新幹線)新横浜 | |
タイム | 26時間55分(コースタイム不明) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | (テント2泊) | |
天候 | ![]() ![]() | |
温泉 | なし | |
コメント | 実は今年の深南部縦走はこの1回のみでした。不動岳のアプローチのうち、唯一懸案で残っていた無想吊橋からの旧登山ルートを行ってきました。日向林道の崩壊はかなりひどくなり、次回来るときは上西河内渡渉ルートを試そうと思っていたのでそのルートで行きましたが、天地第一吊橋からの直登が相当きつかったです。前回はそこまででもなかった記憶ですが、荷物が重くなったのと体力が落ちたのが原因かもしれません。丸盆岳東尾根に乗ってから、上西河内に下りるところは早めに下り初めて若干苦労しましたが、先人のトラロープのおかげで着地は比較的安全でした。上西河内は渡渉2回ですが2回目は靴を脱いで渡りました。正面の尾根に取りついて日向林道に出るまでがまた結構大変でした。総じてこのアプローチも楽とは言えないですね。どうやらお立ち台から寸又川左岸林道を進んで尾根を日向林道へ下る方法で、日向林道の崩壊地を回避できるルートがあるようなので、次回はそれも試してみたいと思いました。 諸沢山は3年前は合地山から来てアンテナ尾根を下りたため、所謂源平尾根は登っておらず、今回この尾根を登るのも目的の一つでした。取り付いたのが15:45頃だったのですが、そこまでペースが上がらず、御料諸ノ沢より手前で日が暮れてしまったので、やむなく早々にテント泊しました。当初はアンテナ尾根を下りるつもりでしたが、どうにも荷物が重いので、諸沢山は空身でピストンして源平尾根を戻ることにしました。 夜の間に雷雨があったのですが森の中でダメージは少なかったです。早々に起きだして諸沢山までピストンし、南取付に戻ったのが10:00。それにしてもハシゴの左のトラロープは非常に使いづらいです・・。ここから無想吊橋までの区間は崩壊も少なめで、一ヶ所高巻きしたものの危険度は低くて助かりました。無想吊橋はトラロープを下ってこれも3年ぶり。しばらく周囲を回って逆河内への下りルートを調べましたが、少し下の方にトラロープが見えたので、それをアテに下っていくことにしました。ロープは3本ほどつけられていましたが、それを辿るとあとはなんとか着地できそうなところまでルートが見えてきて、そのまま逆河内に着地し、上を見ながら吊橋の下まで移動して渡渉。ギリギリ膝までで済みました。ここからの登りのルート取りが厄介で、想定よりも踏み跡を追えず、尾根に乗るまでかなり苦労しました。それでも尾根に乗ってからは倒木処理をしながら地道に進み、日が暮れたころには背丈レベルの笹の中。辛うじて見つけたスペースも狭くて、寝るのに苦労しました。 テント泊したのが1800m地点で、そこから1時間半で不動岳山頂。昨年鎌崩尾根を下りて林道を4時間も歩いたのが記憶に新しく、今回は六呂場山経由の矢筈尾根を下ったのですが、記憶よりも厄介で時間がかかった感じです。なんとかゲートまでついたときは14:20頃になっていました。ここから水窪ダムまで更に2時間、タクシーは呼べましたが、汗を流している時間はなく、そのまま飯田線と新幹線で帰りました。 |