年月 | 2023年5月 | |
期間 | 日帰り | |
登った山 | 弥山 (1,895m)八経ヶ岳(1,915m) 大栂山 (1,076m) | |
行程 | 行き | 新宿(夜行バス)大和八木(列車)橿原神宮前(列車)下市口(バス)天川川合 |
登山 | ・天川川合(0:35)熊渡(0:35)釜滝(1:55)仙人グラ(0:25)巌の双門(2:50)狼平(0:55)弥山小屋<泊> ・弥山小屋(0:05)弥山(0:15)八経ヶ岳(0:15)弥山小屋(0:50)弁天の森(0:30)一ノ垰(1:00)大栂山(1:25)道の駅 | |
帰り | 道の駅(徒歩)フォレストかみきた<泊> | |
タイム | 11時間35分(コースタイム16時間10分) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | − | |
天候 | ||
温泉 | かみきた温泉 | |
コメント | 西大台は1995年に初めて大台ヶ原に行った時にも周回していましたが、事前申請方式になって以降一度も入っておらず、次に行く時は周回ではなく逆峠に抜けるか、その逆で行きたいと思っていました。なんどかルートを検討した結果、西大台の事前レクチャーは平日ならば上北山村商工会で受けられるということがわかり、日曜夜に上北山村にいれば月曜朝イチでレクチャー受けて木和田から登れるな、と思ったのでそれで手配。逆算すれば、土日で大峰山を登るといい感じではないかと気づいたので、もうひとつの懸案であった双門ルート経由で弥山に登ることにしました。 やまと号からの乗り継ぎ上手くいって、天川川合には9時頃着。バス停には奈良県警の方がいて「みたらい渓谷行く人いますか?」って声をかけてました。私も聞かれたので「八経行きます」と言ったら「登山届だしてますか」って聞かれただけ解放されました。実際双門ルートに取り付くには1時間余り歩いてみたらい渓谷の入口は通過するんですけどね。。 双門ルートは関西最難一般ルートとも言われ、とにかく分かりにくいので事前調べて行ったのですが、それで3箇所行き詰まりました。事前に調べてなければもっとやられてたでしょう。特に左右分岐での偽リボンにはやられました。「⇒弥山」の表示まで付けておいてその先踏み跡なくなるのはヒドイ。プレートがあるだけに粘りましたが結局その手前を左に行って(こっちはリボンなし)、登りきったところにハシゴが。このあとも弥山川へのくだりでトラバース中にリボンが消えて、一旦リボンがあるのを見て川へ降りたけど、そこで行き詰まって登り返し、さらに高巻して進んだ先で標高下げて見たら下の方にハシゴが見えて復帰、など結構ドキドキでした。 ルート自体も前半の左岸の岩をへつる部分や後半の岩に刺さった鉄骨渡りや鎖ハシゴ直登など、なかなかエグいものがあり、最後の区間は突っ込むか巻くか自分で判断して進む世界で、これまでの経験が生きました。苦労して辿り着いた双門の滝は真っ白で見えず、巌の双門の方は苦戦しましたがなんとか辿り着いて一安心。なかなかの壮観でした。しかしルーファイに苦労した結果、1時間以上はロスしており、なんとか狼平に着いたのが16:30。弥山小屋に着いたのは17:30。なんとか夕食は出して貰えました。 翌日は八経ヶ岳ピストンしてから上北山村に向けてまずは行者還方面へ奥駈道を進み、一ノ垰から南へ。1418分岐でどら焼き食べていると、高塚山へ行く人が1人やってきて立ち話した他は全く誰にも会いませんでした。大栂山を越えると長い林道歩きで上北山村へ。 |