登山記録

大台ヶ原・尾鷲道

年月		2022年10月
期間		一泊二日
登った山		日出ヶ岳(1,695ｍ)西谷高　(1,461ｍ) 地倉山　(1,452ｍ)マブシ嶺(1,411ｍ)
行程	行き	新宿(夜行バス)大和八木(バス)大台ヶ原
	登山	・大台ヶ原VC(0:25)日出ヶ岳(1:00)西谷高(1:00)日出ヶ岳(0:40)大蛇嵓(0:40)大台ヶ原VC＜泊＞・大台ヶ原VC(0:25)尾鷲辻(1:30)地倉山(0:10)マブシ嶺(0:45)木組峠(1:00)又口辻(0:25)古和谷分岐(2:20)クチスボダム(0:45)尾鷲駅
	帰り	尾鷲＜泊＞(列車)九鬼(列車)紀伊長島(列車)津(列車)阿倍野橋(列車)桜島(列車)大阪(夜行バス)横浜
タイム		7時間20分(コースタイム不明)
同行者		なし
宿泊		心・湯治館
天候
温泉		－
コメント		大阪で月曜日にライヴがあるのに合わせて、大台ヶ原で唯一行けてない尾鷲道を歩くことにしました。尾鷲道は8～9時間はかかるので、大台ヶ原で以前から気になっていても泊まれていない「心・湯治館」にも泊まることにしました。　夜行バスのやまと号を大和八木で7:00下車、8:15の大台ヶ原行きに乗り継ぎ、到着が11:15頃。バス乗り継ぎだとなかなかの長旅です。初日は27年ぶりの東大台周回かなと思っていましたが、明らかに足りないので西谷高もピストンすることに。日出ヶ岳の山頂は晴れ渡っており、5回目の大台ヶ原も晴れ。大杉谷へ少し下って、西谷高への分岐を進みます。リボンはポツポツで踏み跡も激薄ですが、尾根を外さねばなんとか行けます。痩せ尾根は多く、灌木とシャクナゲがかなりやかましい感じでしたが、まあ台高山脈らしくて楽しめました。戻って東大台を周回しましたが、先日来クマ出没が多く、色々なところに注意書きが。注意喚起しているスタッフもいました。驚いたのは大蛇嵓で、驚くほどの大行列。先端まで行くのに30分かかりました。その後シオカラ谷を通過して駐車場に戻りましたがここの登りは随分きつかったです。「心・湯治館」はグループ客は全部複数個室に泊まるので、大部屋は全部で6名しかおらず、のんびり使えました。大部屋でもコンセントもあるし、風呂もあるし、食事もおいしい。これで一泊二食9000円はありです。全体的に合宿所の雰囲気があり、登山関連では椹島ロッヂが近いかも。　二日目はメイン目的の尾鷲道を下りました。基本踏み跡はあるんですがかなり道は悪く、獣道や分岐が多いので目印が多くて助かる感じ。半分は巻道で、尾根歩きは地倉山～コブシ嶺の区間と、崩落区間があって迂回設定になってる木組峠～新木組峠、あとはポツポツ。古和谷分岐から先リボンも少なくなりまづ。谷に降りると最初は左岸、次に右岸と高巻するのですが、取り付きポイントが分からず、台高山脈縦走の筏場道のように強引に斜面を登って合流しました。最後にトロッコ軌道の残骸が見られたのは興味深かったです。古和谷に林道を延々歩いてクチスボダム、そのまま尾鷲駅に着いたら休憩込で8時間でした。　尾鷲で一泊したら旅行支援のクーポンが3000円出たので使える割烹で夕食を取ったのですが、比較的地元の山事情に詳しいお店で楽しく過ごせました。翌日は九鬼まで行ってオハイ（大配）を往復してオハイブルーを見てきました。朝早すぎて日が十分に入らなかったのが残念ですが、景色は楽しめました。