年月 | 2022年7月 | |
期間 | 二泊三日 | |
登った山 | 堂岩山 (2,051m)白砂山 (2,140m) 沖ノ西沢ノ頭(2,036m)赤樋山 (2,095m) 佐武流山 (2,192m)ナラズ山 (2,052m) 赤倉山 (1,649m) | |
行程 | 行き | 新横浜(新幹線)東京(新幹線)高崎<泊>(列車)渋川(列車)長野原草津口(タクシー)野反湖 |
登山 | ・野反湖(1:00)地蔵山(1:00)堂岩山(1:15)白砂山(5:00)沖ノ西沢ノ頭<泊> ・沖ノ西沢ノ頭(1:30)赤樋山(5:30)佐武流山(0:30)西赤沢源頭(1:40)ナラズ山(1:00)赤倉山(2:00)赤湯温泉<泊> ・赤湯温泉(3:00)元橋 | |
帰り | 元橋(バス)越後湯沢(新幹線)東京(新幹線)新横浜 | |
タイム | 23時間25分(コースタイム不明) | |
同行者 | なし | |
宿泊 | (テント泊)/山口館 | |
天候 | ||
温泉 | 山口館・酒風呂湯ノ沢 | |
コメント | 赤湯温泉山口館に一度泊まってみたかったので、昨年来温めていた白砂山〜佐武流山の藪漕ぎとセットで行くことにしました。計算では初日に赤樋山まで、2日目に佐武流山へ抜けて赤湯に下り、3日目に下山という感じで薮漕ぎ区間は9時間位で抜けられるだろうと。 高崎に前泊して長野原草津口から野反湖行きのバス、の予定が来ない。土日運休のバスなので金曜に来たのだがと思いつつ電話してみると「休校日運休で夏休みに入ったので」とのこと。やむなくタクシーを使いますがカード使えないというので逆方向のコンビニ経由で15000円。展望台案内所で下ろしてもらい、目の前の白砂山登山口から登り始めました。 いきなり橋が半分だけ伸びた渡渉があり、踏み石でギリギリ。全体的にぬかるみが多く歩きやすい山ではないなと。八合目あたりで10名近いグループとスライド。今日の登山者はこれで全部でしょうか。「縦走ですか」と訊かれたので「佐武流山まで漕ぎます」と返したら驚かれました。野反湖出発時は雨はやんでたんですが、白砂山の山頂は真っ白、そのまま進んで中峰の横の笹薮から北へ向かいます。この下り尾根が結構広くて、方向は定められるもののトレースらしきものが一切見当たらずかなり力技で漕ぎ進む感じ。進んで行くと確かにプレートが打ち付けてある木がごくたまにあります。でも先を見ても見当たるわけでもなく、ルート判断の参考にはあまりならなかったです。尾根が狭くなっているところは中央あたりを辿っていけば踏めるあたり、笈ヶ岳を思い出します。根曲がり竹のおかげで巻こうとすると復帰が地獄なので、とにかく正面突破を続けました。 視界がそんなにないので、屈曲点からの下りは尾根がひろいと苦労しました。初日も支尾根を降りかけて脆い岩場を登り返して復帰しました。なかなか進まず、ようやく沖ノ西沢野頭に着いたら、背の高い笹原と樹木。三角点も見当たらず、テントを張る適地もありません。時間は18時になっていて諦めてこの辺に張ろうと探し回り、何とか笹の少ない樹のそばに張りました。張った直後に雨が降ってきたので中で炊事したのですが、大量の虫が入りこんでいてお湯に落下して往生しました。それでも先週の新冠富士よりは寝られました。 翌朝は5時前から漕ぎはじめましたが、雨が降ってきて相変わらずハードな藪漕ぎになりました。赤樋山までは順調でしたが、その先下り尾根が広く、強烈な根曲がり竹に苦しみました。尾根を外すと登り返しが大変。だいぶんロスしました。最後は笹漕ぎに戻って尾根を乗り換えながら佐武流山に到着。11時間くらいかかりました。ここから赤湯温泉までもコースタイムは7時間あるので、のんびりも出来ないのですが、道は刈られていて滑りやすいものの歩きやすかったです。ナラズ山で電波が立ったので山口館に電話して18時半到着予定と伝えましたが、結局17:40頃到着。最後の河原歩きは特徴的でぢたね。温泉は最高で、この区間は残雪期以外はソロは久しく聞いたことないと小屋主さんに褒めていただきました。 翌日平標山登山口まで歩きましたが、3時間半で汗だくになり、越後湯沢駅に酒風呂で汗を流して帰りました |